J2福岡お待たせ、最下位脱出 ホーム初白星 石津、実藤弾2発

西日本スポーツ

後半、先制のPKを決めた福岡・石津(手前)を祝福するペッキア監督(撮影・菊地俊哉) 拡大

後半、先制のPKを決めた福岡・石津(手前)を祝福するペッキア監督(撮影・菊地俊哉)

後半、PKを決める福岡・石津(右) 後半、こぼれ球を押し込む福岡・実藤(左端) サポーターの声援に応える鈴木(右端)ら福岡イレブン

 ◆明治安田生命J2第7節 福岡2-1栃木(3日・東平尾公園博多の森陸上競技場)

 アビスパ、やっと博多で勝った! アビスパ福岡が栃木を2-1で破り、ホームでは今季4戦目にして初得点、初勝利を手にした。複数ゴールも今季7戦目にして初めて。2試合ぶりの勝利で勝ち点を7として最下位を脱出した。V・ファーレン長崎は柏に0-3で敗れて2連敗。鹿児島ユナイテッドFCは金沢に敗れて、3連敗で最下位に転落した。前節まで首位だったFC琉球は千葉に0-1で敗れ、4位に後退。代わって甲府が首位に立った。

■1点差逃げ切り

 初物ずくめの勝ち点3に、夜の博多の森が沸いた。ホームでは今季4戦目にして初得点、初勝利。さらに7戦目で初の複数得点。実り多い一戦を勝利の儀式「博多手一本」で締めた。

 後半3分、石津がドリブルでエリア内に切り込んだところで倒され、PKを獲得。このPKを自らゆっくりと助走をして右足で決めた。「GKを見て蹴ったつもりだが、あんまり覚えていない。勝ちたい気持ちがチームとして出て結果につながった」と少し表情を和らげた。

 その3分後には、田辺のシュートをはじいたGKのこぼれ球を、実藤が見逃さずに捉えて追加点をゲット。石津、実藤の2人も、ともに今季初ゴールだ。黒星を喫した前節ホーム千葉戦から選手間の距離を修正。前線からプレスをかけ続けて前半から主導権を握り、シュート数は栃木の3倍の12本。栃木の反撃を1点にとどめた。

 ペッキア監督は「全ての試合は今日のように戦わないといけない。これがわれわれの戦い方」とアグレッシブな試合内容をたたえながらも「ただ怒っている部分もある。簡単に失点すること」と課題も指摘した。

 最下位から18位に浮上し、次節は中3日で敵地での横浜FC戦。実藤は「全員が執着心、闘争心を出せた。これをスタンダードにしないといけない」と気を引き締める。きっかけをつかんだアビスパ。ここから反撃だ。 (広田亜貴子)

=2019/04/04付 西日本スポーツ=