西武、2019年型「獅子脅し打線」の真骨頂

西日本スポーツ

2回無死一塁、打者金子侑の時に二盗を決める西武・木村(9) 拡大

2回無死一塁、打者金子侑の時に二盗を決める西武・木村(9)

 ◆西武9-3ロッテ(3日・メットライフドーム)

 今年も強力打線の看板に偽りはない。今季初の先発全員安打を放ち、2桁12安打9得点で2連勝を飾った。スタジアムの外周は桜満開の本拠地で打線も乱れ打ち。辻監督は「(先発)全員安打で打線もつながった。つなげて攻撃できれば大量点にもなる」とご満悦だ。

 2019年型「獅子脅し打線」の真骨頂をみせたのは2回。4連打に3盗塁を絡めて3点を追加した。先頭木村が中前打で出塁。金子侑の3球目にすかさず二盗を決めた。ここで金子侑が右翼線への適時打。「うまく合わせることができた。キムさん(木村)がチャンスをつくってくれたので何とか打てて良かった」と端正な表情を崩した。

 この後も盗塁→適時打を2度繰り返した。指揮官は「選手たちが考えながらやってくれている。(機動力は)うちの大きな武器だからね」と満足げ。9番の木村から1番に戻って金子侑、源田、秋山と走力のある選手が並ぶ。2盗塁の金子侑は「チームとして積極的に走っていけた。続けていきたい」と力を込めた。

 本拠地に帰って2試合連続の2桁安打で2連勝と王者の輝きを取り戻した。苦しんでいた秋山、外崎にも今季初打点が生まれた。今季初めてのノーアーチでも強い。新打線は機動力も兼ね備えている。 (小畑大悟)

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 西武・中村(5回の3点二塁打など4打点)「いいところで打てた。いい打者がそろっているので8番でもチャンスで回ってくる。ランナーがいるときはしっかり打てるようにしたい」

=2019/04/04付 西日本スポーツ=