ソフトB育成渡辺雄2回6K スライダーさえた

西日本スポーツ

6回から登板し2イニングを6奪三振の渡辺雄 拡大

6回から登板し2イニングを6奪三振の渡辺雄

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神7-3ソフトバンク(5日・鳴尾浜)

 ソフトバンクの育成左腕・渡辺雄大投手(27)が、2回の6アウトすべてを三振で取る快投を見せた。ウエスタンの阪神戦(鳴尾浜)で6回から登板し、3安打1失点ながら6奪三振。対左打者のスペシャリスト候補として今後、注目の存在になってきそうだ。

 仰天のシーンは7回1死、右打者の阪神・俊介が、体に向かってくるスライダーに前のめりにこけた上に、バットが空を切った。サイドから投じるスライダーは約90センチの横幅があるといい、最速135キロ止まりも、110~120キロ台のスライダーが交じってくると打者はてこずる。6三振のうち、五つを空振りで奪ったのがその“証明”でもある。

 ただ、1失点は左打者の阪神・片山に許した本塁打で「1軍に上がったら(左相手の)ワンポイントでいかないといけない。ああいうところで投げ切れないと」と反省しきり。それでも、久保2軍投手コーチは「嘉弥真とは違ったタイプ。左のスペシャリストとしてチャンスを取れる位置にいる」と好評価。独立リーグの新潟から、育成ドラフト6位で入団して2年目。身長186センチの長い左腕から投じる、大きく曲がる緩いスライダーで、初の1軍切符をつかむ日もそう遠くないかもしれない。 (喜瀬雅則)

=2019/04/06付 西日本スポーツ=