ソフトB高橋礼、カード初戦で見たくなった/西村龍次氏の目
高橋礼の投球は素晴らしかった。2日間で計7本塁打、しかも2打席連続で初球を本塁打にした打者を2日続けて出したロッテ打線に対し、初球をボール球や変化球で入るなど細心の注意を払って一発を警戒し、実際打たせなかった。初球がボールでもカウントを悪くしなかったのは、制球力が高い証拠だ。
要所での粘りも光った。6点リードの5回1死に連続死球の後、2者続けて空振り三振。リードが5点の7回にはフォームが崩れていたが、内野ゴロ三つで終わらせた。2、3点取られていたら試合が分からなかった状況で、力強い真っすぐを投げ込んだ。この点も成長を感じた。
現在、金曜から日曜の先発は、右の千賀、左のミランダ、右下手の高橋礼の並び。だが、いつか高橋礼をカード初戦で見たい。打者は希少なアンダースローを打つ練習ができない。高橋礼が打者のタイミングを狂わせれば、2戦目以降にも影響が出る。そんな期待を持たせる存在になった。
チームは2戦続けて打ち込まれたが、3連敗しなかったのは大きい。デスパイネの一発も明るい材料だ。それにしても7本塁打とは…。8日に試合がないのがもったいない、と思えるほどの快勝だ。 (西日本スポーツ評論家)
=2019/04/08付 西日本スポーツ=




















