ソフトB東浜、「意思」感じる球少なかった/池田親興氏の目

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西日本スポーツ評論家の池田親興氏 拡大

西日本スポーツ評論家の池田親興氏

 ◆日本ハム3-3ソフトバンク(9日・長崎)

 東浜は評価するのが難しいピッチングだった。6回途中まで粘ったのはある程度評価できるとしても、日本ハムの状態の悪さに助けられた部分も多かった。彼らしい投球内容を見せられていないし、いい球が続かない。何より「意思」を感じられる球が少なかった。

 故障の柳田を欠いた最初の試合で、グラシアルらもいない。初回からギアを上げていかないといけなかったが、西川のアンラッキーな内野安打を皮切りに1点を与えてしまった。これでは苦しい試合になるのは当然だし、2点目も先に与えたのはいただけない。

 125球の球数も多すぎる。これだけ投げるなら完投しないといけない。これでは疲れも蓄積してしまう。さらに言えば、直球の球速も出ていないし、シンカーの落ちも悪い。三者凡退は5回の1イニングだけ。球が手に付かずに四球で自分を苦しめていた。

 先発の柱として投げるためにも、現状を打破することが必要。早急にバランスを整えて形をつくり、何が問題なのかを明確にしないといけない。悔しさを一番感じているのは、東浜本人のはず。それは憤りを持ってマウンドに立つ姿に感じられた。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/04/10付 西日本スポーツ=

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