HKT選抜発表は「しれっと」LINEで さっしー最後のシングル メンバーの思い

西日本スポーツ

3月の活動を振り返ったHKT48の(左から)宮崎想乃、渡部愛加里、水上凛巳花、松本日向 拡大

3月の活動を振り返ったHKT48の(左から)宮崎想乃、渡部愛加里、水上凛巳花、松本日向

●月イチ活動報告

 指原莉乃の参加が最後となるシングル「意志」を10日、ついにリリースするHKT48。グループのシングル表題曲としては珍しいクールな曲調となった12枚目は、2文字の曲名が示す通りメッセージ性の強い作品となった。3月31日に公開されたミュージックビデオには、指原の「意志」を継承するようなシーンも。新元号「令和」とともに、グループにも新たな時代が到来している。そんな「節目の一枚」で初めて選抜に名を連ねた4人は、何を思ったのか。4期生の松本日向(18)と宮崎想乃(18)、ドラフト3期生の渡部愛加里(14)、5期生の水上凛巳花(15)とともに、3月の活動を振り返る。 (古川泰裕)

■朗報は「しれっと」LINEで

 -12枚目シングル「意志」が10日発売。選抜発表は

 渡部「2月後半?」

 松本「2月25日とか?」

 渡部「ミュージックビデオ(MV)撮影の2日前とか。家のベッドでごろごろしながら携帯を触ってたらLINEが来て。むくっと起き上がってもう一回見返して。びっくりしました」

 -LINEで発表?

 松本「しれっと」

 宮崎「私、YouTube見てました。LINEの通知をオンにしないタイプだから、来てたのに気付かなくて。同期の豊永阿紀ちゃんから電話で『見た?』って言われて見ました」

 松本「日向はベッドでテレビ見てて。LINE来たから誰かなと思ったらマネジャーさんから『選抜です』みたいな。びっくりしました。お母さんにすぐ電話しました」

 -水上さんは本当にサプライズだったのでは

 水上「お風呂上がりに足のマッサージしてて、そしたらマネジャーさんから電話が来て。マネジャーさんの電話って、一回出るか迷うんですよ。怖い知らせじゃないかなって。でも出るじゃないですか。そしたら『選抜に入った』みたいなこと言われて。寝てたお母さんたたき起こして、一緒に喜びました」

 -選抜に入って

 松本「今まで3年間くらいやってきて、やっぱりHKTにいる限りは入りたい一つの目標であって、そこに入るためにも頑張ってきたので、やっと入れて、HKTとしてまた新たに一から頑張れるのかなって思いになりました」

 宮崎「最初はうれしいっていう気持ちが一瞬来たけど、それの何倍もの不安とか、これからどうしたらいいんだろうとか、一気に覆いかぶさってきて…4年目ってなるとまた変わってくるし、高校も卒業したから、いろいろ考えなきゃなって思いますね」

 渡部「私は率直にうれしいっていう気持ちの方が大きくて。(神奈川県から)引っ越してきたっていうのもあって、地元の友達とかにHKTとしての姿を見せられるのがうれしいです」

 -指原莉乃の参加が最後となるシングル

 松本「指原さんと歌えるシングルが出るとしたら、これがラストっていうのは分かってたので、次は入りたいと思ってた」

 宮崎「一緒に振り入れとか、同じ曲をレコーディングとかMV撮影とか、何もかもが『最初で最後』。一瞬一瞬を大事にしていかないと…本当に卒業されるまで時間がないから、一緒に活動できるときは常に見て、学ばなきゃって思いました」

 渡部「一緒に劇場公演に出たり、近いポジションだったりっていうのもあって。憧れの存在だし、卒業するって聞いたときはすごく悲しかった。絶対、最後に歌う曲は一緒に歌いたいと思ってたので、それが現実になって、うれしい半分、信じられない半分」

 水上「(HKTに)入ったばかりで、指原さんと会う機会も、7周年(昨年11月26日)とか東京ドームシティホールのコンサートのときにちょっとだけで、話すこともほとんどなくて。博多座のコンサートのときも、お年玉もらったけど一瞬で。今回、選抜で同じ空間にいるってことが信じられなくて。テレビでよく見てた方なので、『芸能人といるんだなぁ』って感じ。指原さんって、みんなが持ってないものを持ってるし、私はまだ何もできないけど、指原さんがグループにいるうちに、いろんなことを学んで、どんどん活躍できたらって思います」

 -MV撮影は

 松本「ダンスがめちゃめちゃ激しくて。衣装の靴もヒールは太いけどそこそこ高さがあって。何十回、いや百回くらい踊ったっていうレベル」

 渡部「3時間くらいずっと(踊った)」

 松本「大変でした」

 宮崎「でも、楽しかった。今までにない感じだから。シングルでこんなに踊ることって今までなかったし、『Make noise』くらい。きついっていうより、ここ(選抜)にいられることが楽しいから、なんでも『ウエルカム、ウエルカム』って(笑)」

 水上「全部が初めてで、(歌に合わせて口を動かす)リップシーンとかも撮ったんですけど、練習もなくてそのまま『ハイいくよ』って言われてやったので、すごく緊張したんですけど、その後マネジャーさんが『良かった』って言ってくださってうれしかった。ダンスシーンはめっちゃ踊って、足もぱんぱん。でも、ちょっとした休憩時間に指原さんがダンスをほめてくださって、最後まで頑張れました。緊張っていうより、選ばれたからには頑張らないといけないと思ったから、ごりごり踊りました」

■「刺さりまくった」歌詞と曲名

 -かっこいい曲調

 渡部「自分の雰囲気になかなか無い曲で、こういう曲をやったこともなくて。『アイドル』って感じの曲しかやってこなかったけど、それとはまた全然違うので、新たな一面を出せたらいいなと思います」

 松本「歌詞を聴いたときに、メッセージ性が強くて、ぐさぐさって刺さったんですよ。心に。HKTを知らない人が聴いても、心に刺さるような曲なんじゃないかと思います」

 -どの当たりが刺さる?

 渡部「全体的に。聴けば聴くほど刺さる」

 宮崎「ファンの人は戸惑ってるんだろうなって思います。急にここにきて、かっこいい感じだから。オールナイトニッポンで初解禁したとき、すごく気になって『HKT 意志』でツイッターで検索してたんですよ。みんな『かっこいい』『歌詞がいい』『MV気になる』ってツイートしてくださってたから、発売日が楽しみで仕方ないです」

 -曲名を聞いて

 松本「タイトルとか歌詞とかも変わりに変わって」

 -最初は?

 水上「英語じゃなかったですか?」

 宮崎「『サムバディ』みたいな」

 松本「さむぇばでぃ…」

 渡部「そのあと一回『存在しない』になって。そのあと『意志』に」

 宮崎「(『存在しない』は歌詞が)悲しすぎたね」

 渡部「その時の歌詞は、メッセージ性というよりもさっしーさん(指原)に『行かないで』みたいな感じで。全然変わっちゃった」

 -選抜を実感するとき

 宮崎「自分の名前のある衣装。今までは先輩の衣装を借りてたんですけど、衣装のタグに『宮崎』って書いてあって、この衣装をまた誰かが借りるんだと思うと、すごいなって思う」

 -グループにとって節目のシングルになる

 宮崎「ある意味、指原さんが抜けることによってHKTが注目されているんだろうとは思うので、ピンチはピンチなんですけど、それをいかにチャンスに変えられるか、なのかな。何をすればいいのかは分からないけど、自分にできることを、少しずつでも、みんなが見つけていけるようになったらって思います」

 松本「この初選抜で、結果をちゃんと残せるかが大事だなって、すごく感じてて。ここでどうなるかで、ここからの勝負が決まる、ぐらいの気持ちでやってるんですけど、選抜に入ったからって大人任せにするんじゃなくて、自分からもすすんでいろいろやっていきたい。選抜に入ったら、歌番組でも歌える。HKTの番組は(地元の)大阪では全然放送されないけど、例えばミュージックステーションに出るってなったら全国放送なので、地元の子にも見てもらって、『日向いますよ』みたいな(笑)。今からがもう一回、日向のスタートだと思ってるので、置いていかれないように、一生懸命頑張っていきたいと思います」

 渡部「地元を離れたからには、人生を懸けて頑張るって決めたからここに来た。(加入から)ちょうど2年目に入って新しいスタートも切れるので、1年目とは、また違うことをしていかないとダメかな」

 水上「選抜に選ばれていいのかっていうこともたくさんあったし、同期からどう思われるかも分かんなくて。だけど入ったからには…一番新人じゃないですか、5期生って。新しい子が引っ張らないといけないなって思ったりもして。5期生のことも知ってほしいし、たくさんの人に注目されると思うので、あかりさん(渡部)もそうですけど、一緒にHKTを引っ張っていけたらと思います」

 -3月2日にチームHがAKB48劇場で出張公演

 渡部「ドラフト候補生の頃から数えると、実質3回目のAKB劇場。何回立っても自分が行ってた場所に立ってるのがすごく不思議。ずっと好きだった場所に立ててるのがすごく不思議だし、『RESET』公演も(HKTに)入る前から大好きな公演だったので、それをずっと見てた劇場でやるっていうのが、感慨深かったです」

 -3月10日に5期生の研究生公演「脳内パラダイス」が始まった

 水上「5期生の中でも、研究生公演ってないのかなって話はちょっとしてたんですよ。で、レッスン前にみんなで尾崎さん(劇場支配人)と話し合い、みたいになって。嫌な予感するぞって思ってたら嫌な知らせじゃなくて『公演をします』『脳内パラダイスです』って言われて。私、『脳内-』は『ほねほねワルツ』くらいしか知らなくて、その日に振り入れをしたんですけど、みんな全然ついていけなくて。怒られて、レッスン終わった後ずっと曲流して歌詞読んで、みんなで覚えて。練習期間はあっという間で、1カ月が1週間くらいの感じだった。当日にゲネプロもやったんですけど、あかりさんとか先輩方も見に来てくれて。私も劇場公演に行ってたので、公演で見てた先輩が、逆に客席で私たちを見てるわけじゃないですか。すごいなって」

 -ユニットはかっこいい曲調の「君はペガサス」

 水上「ユニットも、みんな全部覚えて。初日の1週間くらい前にその場で(誰がどのユニットをやるか)発表された。かっこいい感じの曲がしたかったので、良かったなと思いました」

 -何度かやってみて

 水上「(映像配信の)カメラが3台くらいあるんですけど、先輩はカメラ目線うまいじゃないですか。そのさん(宮崎)とか、めっちゃかわいいんですよ。見習いたいと思って、勉強してます。『シアター・パイレーツ』っていう曲の2番で、毎回カメラマンさんが同じ場所で抜いてくれるんです。そこで、めっちゃニコニコ笑顔で頑張るのを楽しみにしてます」

 -ラストの「草原の奇跡」では涙も

 水上「泣かない予定だったんですけど、イントロで円陣したらみんな泣きそうな顔してて。『やべぇ泣くわ』と思ったんですけど、歌い出しでちゃんと歌わないといけないから、とりあえず我慢して。その後、一緒に歌う子が泣いてて、めっちゃ泣いてしまいました。村上和叶ちゃんって、いつも全然泣かないのに泣いてて。人が泣いてるの見たら泣いちゃうんです。泣くの嫌なんですけど」

 -4期生の2人は高校を卒業。いろいろ工夫しようとしている

 松本「自分の武器ってなんやろう、って考えることが多くて。武器ないんですよ、日向って」

 -そうかな

 宮崎「武器だらけだよ」

 松本「顔もかわいくないしスタイルもよくないし。頭も悪いし…」

 -顔はかわいいと思う

 渡部「スタイルもめっちゃいい」

 松本「でも、自分的にはそこは武器じゃないと思ってて、しゃべることかなって。いろいろ模索中なんですけど。いろいろ挑戦したら、いつかヒットするかなと思って。とりあえず、やらないとダメやから」

=2019/04/10付 西日本スポーツ=

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