首位陥落ソフトバンク 失点11回もう一つの継投策

西日本スポーツ

延長11回、敗戦を見届けた工藤監督(右から2人目)と選手ら 拡大

延長11回、敗戦を見届けた工藤監督(右から2人目)と選手ら

 ◆ソフトバンク2-3日本ハム(10日・ヤフオクドーム)

 連夜の延長を戦ったソフトバンクは11回のピンチをあと一歩のところでしのぎきれず、楽天に首位の座を明け渡した。

 同点の延長11回は10回から加治屋が続投。先頭西川に四球、続く大田の内野安打と三塁松田宣の二塁悪送球で、無死一、三塁のピンチを迎えた。

 ここで左の嘉弥真を投入。近藤を右飛に打ち取り、三塁からタッチアップした西川を右翼上林が本塁への好返球で刺して、2死一塁に状況が変わった。

 続く中田のところで右の松田遼を投入も、四球で一、二塁。左の王柏融に対して続投させた結果、右前打で決勝点を奪われた。

 このときベンチに残っていた救援投手は、左のモイネロ、川原、右の奥村の3人。もっともモイネロは前日9日に回をまたがせたこともあり、基本的に登板させない方針だった。その中で、松田遼の状態から続投を選択したという。

 工藤監督は試合後、近藤の右飛で2死となる形は念頭になかったとし「まず(嘉弥真で近藤を)1人打ち取って、1死一、三塁で松田(遼)君がダブルプレー、ないし本塁でアウトにしてと考えていた」と説明。「その後に川原君もいたので。その考えもあった」と明かした。

 王柏融で攻撃を終わらせ、その裏に自チームが無得点なら、12回の日本ハムの攻撃は渡辺ら右打者で始まるが、走者が出れば左の中島、西川に打席が回る。続く回の守りも見据えての判断だったことをうかがわせた。

=2019/04/10付 西日本スポーツ=

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