首位陥落…ソフトバンクが抱える二重苦 チーム107投球回は12球団トップ

西日本スポーツ

延長11回無死一、三塁、降板する加治屋 拡大

延長11回無死一、三塁、降板する加治屋

 ◆ソフトバンク2-3日本ハム(10日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは延長11回を戦って日本ハムに競り負け、楽天に首位の座を奪われた。中村晃、グラシアル、柳田と主軸打者が相次いで離脱。急造オーダーで苦心の攻撃が続く一方、開幕11試合で延長戦は早くも5度目となった。

 西武との開幕戦が延長11回サヨナラ勝ちの滑り出し。続く敵地オリックス3連戦の2戦目が延長12回ドロー。ロッテとの前カードは初戦が延長10回を戦っての敗戦だった。今カードは9日の初戦が延長10回降雨コールドで引き分け。延長突入直後のコールドだけに実質9回ながら、甲斐野は肩をつくってマウンドまで行っていた。その翌日、今度は正真正銘の延長戦だ。

 10日までのチーム107投球回は12球団トップ。のべ42人の救援投手を投入してきた。試合後、工藤監督は「今日、ちょっとモイネロ君を休ませようと。昨日(9日)1回2/3を投げてますし。そういうところもあって、なかなかいかせることができませんでした」と、ブルペン事情の一端を明かした。

 手術明けのサファテ、岩崎が開幕に間に合わず、先発と中継ぎの両方ができる石川も故障でリハビリ中。苦心の投手起用の中、開幕1軍入りしたドラフト1位甲斐野、同7位奥村のルーキー2人が奮闘しているが、2試合に1度近いペースで延長戦では頭が痛い。

 今季は1軍登録枠が1人増えて29人となり、ソフトバンクも中継ぎを手厚くしているが…。工藤監督は「しっかり考えながらやっていかないといけないと思います。休ませるときは思い切って休ませて、使うときにはしっかりいってもらう」と、メリハリをつけて乗り切りたい考えだ。

=2019/04/11 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ