ソフトB今宮、苦戦チームの中で存在感/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

 開幕から打撃好調をキープしている。今季プロ10年目の節目を迎え、心機一転シーズンに臨んでいる今宮だ。ここまでの打率は3割を優に超えているほか、本塁打も10日の日本ハム戦で5号をマークした。これまでの「守備の人」のイメージを一新する活躍ぶりだ。

 オフの自主トレでは、打撃練習に多くの時間を割いた。そのかいもあり、今季の目標に掲げているホークスの歴代レギュラー遊撃手では誰も成し遂げていない「3割&20本塁打」も十分可能な滑り出しを見せている。

 ただ、目立っているのは打棒だけではない。引き分けを挟んで開幕5連勝を果たしたものの、主砲柳田、グラシアルが相次いで離脱し、チームは苦しいやりくりが続く。それでも今宮は「僕らは柳田さんにばかり頼っているわけではない。一人一人が高い意識を持って戦っていくだけ」と言い切った。チームリーダーの雰囲気も感じさせる男の存在感は、苦しい事情の中で一層増している。 (山田孝人)

=2019/04/13付 西日本スポーツ=