ソフトバンク育成20歳の有望株 中村晃の門下生がチーム首位打者

西日本スポーツ

6回、捕ゴロで懸命に一塁へ駆けるソフトバンク・田城 拡大

6回、捕ゴロで懸命に一塁へ駆けるソフトバンク・田城

 ◆ウエスタン・リーグ:ソフトバンク3-8広島(17日・タマホームスタジアム筑後)

 ソフトバンクの育成3年目・田城飛翔(つばさ)外野手(20)が3試合連続のマルチ安打で、ウエスタン・リーグの打率上位に躍り出た。

 「6番・中堅」でフル出場。4回に広島ケムナのスライダーに詰まりながら右前へ運ぶと、9回は今村に2球で追い込まれながらファウルで粘った。最後は50メートル走6秒を切る俊足を飛ばし、一塁内野安打。「しっかり球についていけていると思う」と状態の良さをうかがわせた。

 前日16日は4安打。ここ3戦8安打の固め打ちで打率は3割6分5厘まで上昇した。この日4打席で規定打席(2軍は試合数×2・7)にも到達。同僚の美間がチームトップの打率3割5分で16日までリーグ2位だったが、これを抜いてランクインした。

 青森・八戸学院光星高では3年春夏の甲子園に出場し、育成3位で入団。2年目までほとんど3軍で過ごし、昨季2軍では出場1試合、0打席だった。オフに中村晃の自主トレに同行し、遅れがちだったタイミングの取り方を研究。春季キャンプ、教育リーグの間は試行錯誤が続いたが、成果が徐々に形になってきた。

 1軍では中村晃をはじめグラシアル、柳田、福田が離脱。外野は手薄な状況ながら、目の前には支配下登録の壁が立ちふさがる。アピール継続あるのみの田城は、捕ゴロに倒れた6回の打席を反省。「タイミングが遅れてバットを折られた、ああいう打席がないようにしたい」。試合後、ウエートトレを終えると、屋内練習場で打ち込んでいた。

=2019/04/17 西日本スポーツ=