ソフトバンク武田乱調3回5失点の降板劇 今季も調子に波?

西日本スポーツ

3回1死一、三塁、ロッテ・レアードのとき、ボールの判定にマウンドで天を仰ぐ武田 拡大

3回1死一、三塁、ロッテ・レアードのとき、ボールの判定にマウンドで天を仰ぐ武田

3回5失点で今季初黒星を喫した武田

 ◆ロッテ5-2ソフトバンク(18日・ZOZOマリンスタジアム)

 重苦しい雰囲気を打ち破ることはできなかった。同点の3回、武田が悪循環にはまった。1死から連続与四死球で背負った一、二塁のピンチ。4番角中を追い込みながらカーブを右前への適時打にされた。一発がある打線に対し際どいコースを攻め続けた結果、この回だけで4与四死球。2死満塁から加藤に右前2点打を許し、一挙4点を失うことになった。

 「何も(前回と)変わったことはない。状態も悪い感じではなかった。(チームが)2連敗中だったから(3回降板は)悔しい」

 初回にわずか8球で失点。チーム3試合連続で先制を許す展開で、序盤からどんよりとした空気が漂っていた。「追い込んでからが苦しい投球だった。あれ以上投げてもよくならないと思って(降板を決めた)」と倉野投手コーチ。開幕2戦2勝と好調な滑り出しを見せていた右腕が3回5失点で今季最短KO、今季初黒星を喫した。

 好不調の波が激しかった昨年の記憶を呼び起こすような降板劇になった。先発としては19試合に登板し、その中で勝ち星はわずか三つ。5失点以上が7度もあり、自己ワーストの9敗を喫した。シーズン中に自身初となる中継ぎへの配置転換も経験。一方で白星を挙げた3試合はいずれも完封と、かつて2度の2桁勝利を挙げた実力ものぞかせ評価を難しくしていた。

 3戦計2得点と援護に恵まれない中で、東浜、大竹に続き3戦連続で先発投手に黒星が付いた。「結果を受け止めて、次に向かいます」。歯がゆさをにじませながら、背番号18は必死に切り替えようとしていた。 (鎌田真一郎)

=2019/04/19付 西日本スポーツ=