真颯館94季ぶり勝利 4番武内が5打点 投げては5回3失点

西日本スポーツ

 ◆春季九州高校野球1回戦:鹿児島商業3-12真颯館(20日・平和リース球場)

 エースで4番の武内が真颯館を歴史的勝利に導いた。投げては5回を3失点にまとめ、打席では2回の3ランを含む4打数2安打5打点の大暴れ。末次秀樹監督は「うちは武内が中心。野球勘がいい」と目を細めた。

 武内は福岡大会で左手首に死球を受けて骨にひびが入っているが、3点リードの2回2死一、二塁、初球を左翼席に運んだ。5回にも中前適時打。「(打撃では)痛みは感じなかった」。マウンドでも「直球が走っていなかった」中で制球重視の投球を見せた。ただ5回、二盗を試みた際に左手を突いて患部を痛め、この回限りで交代した。

 母の美直さんは学生時代に剣道に打ち込み、筑陽学園高で玉竜旗準優勝を経験。武内も幼い時から母の稽古を受け、家で竹刀を振った。「お母さんは厳しかった。引き面などを教わった」。剣の道へ、という母の願いはかなわず、息子は野球を選んだが、稽古で鍛えられた強いリストや体幹が現在につながっている。

 「投手で試合が決まるので打撃よりピッチングが好き」と語るが、21日の熊本西との2回戦での登板は微妙。それでも勝負強い大黒柱は躍動を続けそうだ。

=2019/04/21付 西日本スポーツ=

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