プロ2年目の木戸が初ゴール J2福岡、3戦ぶりの白星

西日本スポーツ

前半14分、福岡・木戸が先制ゴールを決める 拡大

前半14分、福岡・木戸が先制ゴールを決める

前半、先制ゴールを決め松田(17)らと喜ぶ福岡・木戸(右) 前半17分、ヘディングでゴールを決める福岡・松田

 ◆明治安田生命J2第10節 愛媛1-2福岡(20日・ニンジニアスタジアム)

 J初ゴールが勝利を呼んだ! 前節20位のアビスパ福岡がアウェーで愛媛を2-1で破り、3試合ぶりの勝利で勝ち点を11に伸ばし、暫定15位に浮上した。前半14分、木戸皓貴(23)がプロ2年目でJ初ゴールとなる先制点を挙げ、その3分後に松田力(27)が追加点を決めた。V・ファーレン長崎は香川勇気(26)の2得点などで栃木を3-1で破り、今季初の連勝。勝ち点を14とし、暫定10位となった。

■熊本・益城町出身

 待望のJ初ゴールでチームを勝利に導いた。プロ2年目の木戸が先制点で低迷するチームを勢いに乗せた。「得意な形で点を取れたのは、ここから大きな自信になる」と喜んだ。

 前半14分、左サイドから梁東〓が前線に送ったパスに、木戸が反応。右足でトラップし、左足から放ったシュートは相手GKの股を抜き、ネットを揺らした。「点を取るのはこういうことだ、と思い出せた」と笑顔を見せた。

 熊本県益城町出身の木戸は、東福岡高のエースとして活躍し、明大では膝のけがに苦しみながらも主将として4年時の全日本大学トーナメント(総理大臣杯)準優勝に貢献した。昨年は4月28日の讃岐戦でデビューし、リーグ戦11試合に出場したが得点を奪えず「1年は長かった。こんなに(点を)取れないのは初めてで焦りがあった」。スタメンに定着できない不安も抱える中で「練習でもとにかくシュートを打て」とペッキア監督にハッパをかけられ続けた。今回は今季開幕戦以来9試合ぶりの先発。指揮官の期待に、ようやく応えられた。

 「ゴールへの執着心」を常に言い続けるペッキア監督は、木戸について「真面目に練習して準備していた。その成果を見せてくれた」と高く評価。前半から主導権を握り、裏を狙った攻撃の展開に「前半は今までの試合の中でベスト」と手応えを口にし「選手が成長して自信をつけているので、いいパフォーマンスをした」とうなずいた。

 次節、福岡は上位を争う山形をホームに迎える。「ここから巻き返していけるように、チャレンジャーとして今日以上に気持ちを高めていきたい」。若きエース候補の木戸は、力強く誓った。 (広田亜貴子)

※〓は「火へん」に「玄」

=2019/04/21付 西日本スポーツ=