西武、最下位脱出 9番木村逆転V打「絶対捕るなと思った」

西日本スポーツ

2回2死三塁、金子侑の適時打で生還した木村 拡大

2回2死三塁、金子侑の適時打で生還した木村

 ◆西武6-4ソフトバンク(20日・メットライフドーム)

 チームの思いが白球に乗り移った。1点を追う2回2死満塁。木村の打球はバックする中堅釜元の頭上を襲った。「走りながら絶対捕るなと思っていた」。願いは届き、走者一掃の逆転三塁打。三塁ベースに滑り込むと、ベンチに向けて両手でガッツポーズを決めた。

 「チームにも自分にもうれしいヒット。絶対に走者をかえそうと思っていた。コンパクトに振り負けないように。うれしすぎて自然とガッツポーズが出ました」

 前日19日は今季初の零封負けで3連敗を喫し、ロッテと並んで最下位に転落した。ソフトバンクには開幕から4連敗。ロッテが勝ったため、敗れれば単独最下位の危機だった。右手首負傷の源田を本来の2番に戻し、開幕オーダーで臨んでいた。

■連敗3で止めた

 2回。先頭山川の左前打からつなぎ、木村の逆転打から金子侑、源田と3連続適時打が飛び出した。辻監督は「一つ勝つのはしんどい。木村がよく打ってくれた。非常に大きかった」とたたえた。木村は14日のオリックス戦の第5打席から9打席連続無安打。うち6三振と精彩を欠き、終盤では代打を送られる試合もあった。「つらいし、悔しい思いが強かった」。18日も仙台から移動後の全体練習を終えると、1人室内でバットを振り込んだ。

 連敗を3で止め、宿敵ソフトバンクに5戦目で今季初勝利を飾り、最下位を抜け出した。ヒーローの木村は「いい流れに乗っていけるように明日も勝ちたい」と誓った。土曜の本拠地が大いに沸いた。 (小畑大悟)

=2019/04/21付 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ