イチロー認めた優しさのルーツは? メジャー初勝利を挙げた菊池

西日本スポーツ

昨年12月に故郷の岩手で子どもたちと交流し、笑顔を見せる菊池 拡大

昨年12月に故郷の岩手で子どもたちと交流し、笑顔を見せる菊池

 ◆エンゼルス5-6マリナーズ(20日・エンゼルスタジアム)

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が20日(日本時間21日)の敵地エンゼルス戦でメジャー初勝利を挙げた。

 西武からポスティングシステムでマリナーズへの移籍が決まる約1カ月前の昨年12月、菊池は故郷にいた。毎年オフ、菊池は岩手で野球の振興、普及に向けたイベントを開催していた。子どもたちと交流する菊池の後ろにはいつも優しいまなざしの父雄治さんの姿。イベントの準備や運営も、雄治さんのサポートなしでは成り立たなかったという。

 4人きょうだいで育った菊池は幼少期、野球以外に水泳やバレー、絵画など複数の習い事に取り組んだ。最終的に野球を選択したが、環境を与えてもらい、決断を尊重した父について「自由にやらせてくれて感謝している」と話していた。

 イチロー元選手が現役引退会見で「こんなにいい子がいるのかという感じ」と評した菊池の優しさは、雄治さん譲り。3月31日に死去した父への思いを胸にプレーする菊池も今夏、父親となる。(松田達也)

=2019/04/22 西日本スポーツ=