ソフトバンク3年目の三森、プロ初スタメンで故郷埼玉に恩返し

西日本スポーツ

4回、リプレー検証により判定が覆った内野安打でプロ初打点を挙げた三森 拡大

4回、リプレー検証により判定が覆った内野安打でプロ初打点を挙げた三森

 ◆西武5-16ソフトバンク(21日・メットライフドーム)

 「プロ初ずくめ」で今季最多16得点!! プロ初スタメンの周東佑京内野手(23)と三森大貴内野手(20)が敵地で大暴れし、ライバル西武に大勝だ。2番左翼の2年目周東は4回のスクイズで初打点を挙げると、5回には初安打初本塁打の1号3ラン。9番二塁の3年目三森も初安打から3安打の固め打ちに加え、初打点と初盗塁も記録。工藤ホークスの「新鮮力」が選手層の厚さを改めて証明した。

 3年目の三森は「9番二塁」でのプロ初スタメンで故郷埼玉に恩返しした。プロ初安打にプロ初盗塁、さらにプロ初打点もマーク。埼玉県越谷市出身の20歳は、敵地で初体験のヒーローインタビューに招かれて「本当に忘れられない一日になった」と笑顔を見せた。

 3回の第1打席で高橋光の148キロ直球を右前に運ぶと、二盗も成功。4回1死二、三塁では、リクエストで判定が覆った投手内野安打がタイムリーに。さらにプロ初得点も記録し、9回はプロ初の長打となる二塁打で、プロ初の1試合3安打と躍動した。

 前日20日に自打球を当てた高田に代わって急きょ巡ってきたチャンスを、観戦に訪れた両親の前で存分に生かした。父親の一一(かずいち)さん(49)は「地元でこんな活躍をしてくれ本当にうれしい」と感無量の面持ち。息子も「持ち味の積極性が出せた。(初安打の)記念ボールは両親に渡します。苦労させた分恩返しします」と笑った。

◆三森大貴(みもり・まさき)
 1999年2月21日生まれ。埼玉県出身。青森山田中、青森山田高からドラフト4位で2017年に入団。昨季はウエスタン・リーグで50試合に出場し、打率2割7分1厘、1本塁打、8盗塁。185センチ、68キロ。右投げ左打ち。