「こんなチャンス二度とない」故障者相次ぎ若鷹が躍動/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

スクイズを決める周東 拡大

スクイズを決める周東

 プロ2年目の周東が21日の西武戦でプロ初のスタメン出場を果たし、初安打を本塁打で飾った。一夜明けた22日も時折、笑顔が見られたが、本人が喜んだのは“ど派手な一発”ではなかった。「僕はホームランを望まれている打者じゃない。(4回に)スクイズを決めたことや(7回に)四球で出塁した打席の方が価値があると思う」

 この日の試合前練習では本多内野守備走塁コーチと付きっきりで盗塁のスタートを切る際の動きを確認した。「けがをした人もいつかは戻ってくる。シーズン終盤でも必要だと思われるようインパクトを残さないと」。最大の武器である50メートル5秒7の俊足を存分に生かすことが最大のアピール方法だと理解している。

 野手に故障者が相次ぎ、三森や美間といった2軍から昇格した“筑後組”の活躍が目立つ。「こんなチャンスは二度とない。2軍に落とされたくないし、全員がライバルです」。23歳の鼻息は荒い。 (長浜幸治)

=2019/04/23付 西日本スポーツ=