ソフトバンク大竹、平成最後の本拠地25日先発 武田と順番入れ替え

西日本スポーツ

明るい表情で練習する武田(左)と大竹(中央) 拡大

明るい表情で練習する武田(左)と大竹(中央)

5年ドーム初勝利 19年ドーム500勝 29年ドーム900勝

 福岡ソフトバンクの大竹耕太郎投手(23)が平成最後のヤフオクドーム開催となる25日のオリックス戦に先発し、今季初白星を狙う。武田と登板日が入れ替わったことで同戦のマウンドが巡ってきた。開幕からここまで3試合に先発し、チームトップの防御率1・23。安定した投球を続けながら、打線の援護に恵まれず0勝1敗と勝利がない。未来のホークスを担う若き左腕は、節目の一戦で勝利投手となって歴史に名を刻み、「令和」への弾みとする。

 思わぬ形で大竹に節目のマウンドが巡ってきた。ヤフオクドームで平成最後の開催となる、25日のオリックス戦に先発する。首脳陣は、武田が前回登板で3回降板したことや左右の並び、今後の日程を考慮。24日の大竹と25日の武田を入れ替えた。大竹は23日、ヤフオクドームで先発投手の練習に参加。平成7年生まれの左腕は「しっかり(勝利で)締めたい」と本拠地の平成ラス投に意欲を示した。

 2年目で初の開幕ローテーション入り。ここまで好投を続けながらも白星に恵まれない。ただ内容はいいだけに大竹も前向きだ。全3試合でクオリティースタート(6回以上登板で自責点3以下)をクリア。防御率はチームトップの1・23だ。「自分の投球ができれば(抑えられる)という自信もついてきた。ここで(心が)折れてはもったいない。やるべきことをやるだけ」と言い切った。

 チームに吹く新たな風も刺激になっている。今季は同期の高橋礼、ルーキーの甲斐野、泉が初勝利。野手でも周東が初本塁打をマークするなど若い力が大きな一歩を踏み出した。「本当にすごいですよね。刺激になる。自分も『初』のいい流れに乗って、結果的にスコアボードにゼロが全て並べばいいな」。自身は黒星だったものの、17日のロッテ戦を1失点で初完投。チームを包む「初ずくめ」の雰囲気の中で、初の完封も目指して腕を振るつもりだ。

■工藤監督全面支援約束

 開幕ローテ投手で唯一勝利がない大竹について、工藤監督は「何とか白星がつくように。勝たせてあげたい。本当によく我慢しているし、よく投げている。千賀も勝ったし、最後の一人。取れる作戦はしっかり取ります」と賛辞を贈りつつ、全力サポートを約束した。ローテ変更に伴う配置転換で、24日からスアレスを中継ぎ待機させる。「勝った方が絶対いい。いい話題が届けられるように頑張ります」。時代の区切りを迎える最後の本拠地で連勝を目指す。 (山田孝人)

=2019/04/24付 西日本スポーツ=