ソフトバンク・グラシアル、来週にも実戦復帰へ

西日本スポーツ

守備練習で打球を追うグラシアル 拡大

守備練習で打球を追うグラシアル

ソフトバンクの外国人野手の今季成績 ソフトバンクの外国人投手の今季成績

 左脇腹痛で戦列を離れている福岡ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(33)が来週中にも実戦復帰する可能性が高まった。内外野を守れる優良助っ人は23日、離脱後初めて外野ノックを受け、マシン打撃では力強いスイングを披露。同じく故障離脱中の外国人選手も復帰に向けて続々とアクセルを踏んでいる。頼れる助っ人たちが戻ってくれば、若手の活躍が目立つ工藤ホークスにとってさらなる追い風となる。

 頼れる男が復帰に向けたカウントダウンを始めた。筑後の屋内練習場でマシンのボールを打ち込んだグラシアルは痛めた左脇腹を気にするそぶりを見せず、屋外の筑後第二球場では9日のリハビリ組合流後初めて外野ノックにも参加。「着実に患部の状態はよくなっているよ。自分の中では来週にでも実戦に出られるのかなと考えている」と力強く言い切った。

 開幕から7試合全てで5番を任され、打率3割3分3厘、1本塁打、3打点と好調を維持していたが、5日のロッテ戦でスイングした際に左脇腹を痛め、翌6日に出場選手登録を抹消。チームは開幕7試合で5勝1敗1分けと好スタートを切ったが、グラシアルの離脱後は15試合で7勝7敗1分けと勝率はがくっと下がった。8日に柳田が左膝裏の肉離れで登録抹消となった影響もあるが、助っ人の抜けた穴は大きかった。

■若手と“融合”混パ抜け出す

 影響は打撃面だけではない。左翼での先発を続けていたグラシアル、そして中堅を守る柳田の不在で、本来内野手の牧原や川島が外野で起用される非常事態が続いている。一方で、昨季まで2軍を主戦場としていた釜元や周東、三森、美間といった若手がここぞとばかりにハッスル。故障者が続出する苦境の中で、首位楽天とわずか1・5ゲーム差の2位と踏ん張っている。

 工藤監督も「若い子たちが結果を残してくれてよかった」と若手の活躍を評価するとともに、攻守にチームを支えるグラシアルについても「だいぶ腹筋の方がよくなっているかなと思う。当然、実戦は出てもらわないといけないけど、それを確認した上でいつ(1軍に)上げるかというところを決めたい」と早期復帰を望んでいる。若手と助っ人の“融合”が、混戦が続くパ・リーグを一気に抜け出す力となる。 (長浜幸治)

=2019/04/24付 西日本スポーツ=

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