ソフトバンク育成・渡辺健 最速132キロの“緩球”で虎手玉 2軍監督も絶賛

西日本スポーツ

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神3-5ソフトバンク(24日・鳴尾浜)

 ソフトバンクの育成4年目・渡辺健史投手(21)が、自慢の“緩球”で好投を見せた。24日のウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)で先発し、5回まで被安打3の無失点。16日の独立リーグ高知戦(高知)で完全試合を達成したばかりの「背番号137」が、支配下入りへ大アピールだ。

 全86球中、130キロ台は6球だけ。「ストレートを速く見せて、相手にスイングをさせない。そうしないと抑えられないんで」。待ち切れずに打者が手を出し、引っかけた当たりが増える。この日も最速132キロながらスライダーとチェンジアップを低めに制球し、アウト15のうち、10が内野ゴロ。6回、味方の拙守も絡んでの無死満塁で降板し、記録上は3失点がついたが、5回までの無失点投球は、まさに“柔よく剛を制す”だった。

 福岡・飯塚高出身で2016年に育成ドラフト5位入団。昨季も2軍で3勝、防御率2・30と順調な成長ぶりを見せ、今季は独立リーグの高知を相手に「高2以来」という完全試合も達成した。「コントロールがいい。135、136キロでいいから、もう少し球威が出たら、すごく楽しみ」と絶賛する小川2軍監督は、同じ育成出身左腕の「大竹みたいになれるんじゃないか」と期待。制球力と配球で勝負する正真正銘の「軟投派」の今後が楽しみでならない。 (喜瀬雅則)

=2019/04/25付 西日本スポーツ=

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