ソフトバンク武田、先頭打者を出さない投球を/藤原満氏の目

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西日本スポーツ評論家の藤原満氏 拡大

西日本スポーツ評論家の藤原満氏

 ◆ソフトバンク2-3オリックス(24日・ヤフオクドーム)

 先発の武田は1点しか取られていないとはいえ、内容が悪かった。投手はまず先頭打者を出さないことが大事。3回から4度も出塁を許すようでは、試合のリズムが悪くなる。特に7回の先頭打者への四球。下位に回る場面で交代を命じられるようでは駄目だ。

 今月26歳になったばかりだが、決して若くはないことを自覚してほしい。もう他の投手の見本にならないといけない年齢。ベンチも7回は難なく投げきってほしかったはず。気迫の面でも3併殺でピンチを切り抜けた20歳の榊原に負けていた印象を受けた。

 9回の森も先頭打者への死球から乱れた。直後の二盗ももう少し警戒すべきだ。さらに言えば、ルーキーの中川は「上から目線」で三振を狙いにいかないといけなかった。ワンバウンドを空振りさせた3球目のカーブ。あの球をもっと使わなかったのは惜しい。

 久々のホームで相手は下位。絶対に勝たないといけない試合を落としたことを、武田と森には教訓にしてほしい。三森や周東ら若手野手はよくやっている。それだけに投手には守りの時間を短くして、攻撃のいいリズムをつくってほしかった。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/04/25付 西日本スポーツ=