ソフトバンク明石「16年間温めていた」バック宙ホームイン

西日本スポーツ

お立ち台で満面の笑みを見せる明石 拡大

お立ち台で満面の笑みを見せる明石

 ◆ソフトバンク3x-0オリックス(25日・ヤフオクドーム)

 生え抜き16年目のソフトバンク明石が、平成最後のホームゲームでプロ初のサヨナラ弾。周囲の度肝を抜くパフォーマンスも披露した。

 2月に腰の手術を受け、戦列復帰2試合目。本職の内野ではなく、左翼で2試合連続スタメン出場した。オリックス先発山本の前に2打数無安打1四球だったが、0-0で迎えた延長10回無死二、三塁、オリックス3番手山崎福のスライダーを捉えた。右翼ポール直撃の1号3ラン。前日は2併殺打で、今季7打席目での初安打でもあった。

 ホーム直前で側転しバック宙ホームイン。球団OBで、前監督でもある秋山幸二氏の西武での現役時代をほうふつとさせるアクロバットだった。お立ち台で「腰が大丈夫だと思わせられるように」と全快アピールの意図とともに「秋山さんに憧れて、サヨナラホームランを打ったときはバック宙をしたいなと思ってた。16年間温めてました!」と秘めた思いを明かした。

 山梨学院大付高からドラフト4位で2004年にダイエー入団。同期に馬原孝浩、城所龍磨らがいた。昨季限りで城所が引退したことで、ダイエー時代に入団した選手で一度も移籍せずプレーしているのは明石が最後の1人になっていた。

 今年は球団の福岡移転30周年。改元まで1週間を切った中での劇的アーチだった。「(ソフトバンク通算)1000勝のときもお立ち台。節目、節目でお立ち台に立てる喜びを、平成最後に味わえて良かった」とここでもアピール。「5月から令和。(平成)最後のお立ち台に立てたのはとてもうれしく思います」と笑った。

=2019/04/25 西日本スポーツ=