ソフトバンク打線、好投手にはもっとあがいて/柴原洋氏の目

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西日本スポーツ評論家の柴原洋氏

 ◆ソフトバンク3-0オリックス(25日・ヤフオクドーム)

 オリックス山本に2試合続けて1安打に抑えられた。真っすぐが150キロ超、140キロ台の変化球も良く、本当にいい投手なだけに、チームで「決まり事」をつくって攻めてほしかった。例えば、徹底して引きつけて逆方向を狙ったり、コースを絞って打ったり。バントヒットを狙ってもいい。好投手から得点をもぎ取るためには、もっとあがく必要がある。

 少ないチャンスの中で、3回の周東の送りバント失敗は痛かった。三森も3三振。2軍戦ではなかなか対戦できない高いレベルの投手になると、できていたプレーができなくなる。それは経験がなかったからで、今1軍で経験できているのはきっと財産になる。もっとあがく必要があるのが、この若手2人だ。

 ワンプレーで試合を決める結果を出さないと、ポジションを失うのが1軍。その技術や精神力を持っていないと残れない。延長10回にタイミングを外されながらもエンドランを決めた内川、手術後の昇格から間もないのにあんな大舞台でサヨナラを決める明石のプレーは、けが人の補充で昇格してきている若手選手の野球人生に大きな影響を与えたと思う。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/04/26付 西日本スポーツ=