平成ラストカード千賀で先勝だ 無敗の札幌2年ぶり登板

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ブルペンに入る前に体をほぐすミランダ ダッシュで調整する東浜 千賀の札幌ドームでの登板成績 千賀の今季登板成績

 札幌無敗を継続だ!! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が、平成ラストカードの日本ハム3連戦(札幌ドーム)の先陣を切る。27日に2年ぶりに先発する敵地札幌では、レギュラーシーズン通算6試合で4勝無敗。自己新の4試合連続2桁奪三振が懸かる今回も剛腕ぶりを発揮する。28日はミランダ、29日は東浜が先発予定。昨年のクライマックスシリーズファーストステージに先発した3人で、平成最初のカードで負け越した借りを返す。

■不安要素なし

 福岡から新千歳空港に午後2時すぎに到着した先発陣は、スーツ姿のまま札幌市内の日本ハムの屋内練習場に直行。練習着に着替え、午後3時半から約2時間汗を流した。平成最後の3連戦の先陣を切る千賀は、キャッチボールで変化球の軌道を入念に確かめた。

 札幌ドームでの登板は2年ぶり。それでも、今季は圧巻のパフォーマンスを続ける右腕は「マウンドが硬くて高いのは変わっていないはず。気にすることは何もない」と自信をにじませる。敵地札幌ではレギュラーシーズンで4勝無敗。不安要素は見当たらない。

 今季初勝利を手にした19日の西武戦も11奪三振。最近3試合の奪三振は12→14→11で、札幌でも2桁奪三振をマークすれば自己新の4試合連続となる。「まだ始まったばかりだけど、球自体はいい感じ」。43奪三振は12球団トップで、奪三振率は驚異の12・90だ。

 「平成最初」の借りを返すチャンスでもある。平成元年の開幕カードは日本ハムに1勝2敗で負け越し。開幕戦は山内孝が9回にルーキー中島にサヨナラ2ランを被弾。前年にドラフト1位指名して抽選で外した選手だった。第2戦も延長10回にサヨナラ負けした。

 平成最初のカードで屈辱的な敗戦を喫したホークスにとって、平成最後のカードが同じ相手になったのも何かの縁か。27日の千賀に続き、28日は左膝痛で出場選手登録を外れていたミランダが復帰予定。チームの平成最終戦となる29日は東浜がマウンドに上がる。

 「僕自身、そんなことをどうこう言っていられる状況ではない。必死にやるだけ」。今季は4試合に先発して1勝1敗、防御率4・98と本調子ではない東浜は背水の覚悟を口にした。上位戦線に踏みとどまるためにも、チームの勝利だけを求めて右腕を振る。

 リーグ優勝を逃しながらも2年連続日本一を勝ち取った昨季は、日本ハムとのクライマックスシリーズファーストステージをこの3人で勝ち上がった。主力に故障者が続出する中、粘り強い戦いで2位につける今季のホークス。平成生まれトリオの快投で、気分よく「令和」を迎える。 (鎌田真一郎)

   ◇    ◇

2戦目ミランダ、3戦目東浜

 28日の日本ハム戦で左膝痛から復帰予定のミランダが、ブルペン投球で調整した。札幌市内の日本ハム屋内練習場で、変化球を交え48球を投げた。14日に出場選手登録を抹消された後、21日に続き2度目の投球練習だったが「前回も調子が良くて、良い状態を保っている」と手応えは十分。ただ、昨年7月に加入した左腕にとっては初の札幌で「めっちゃ寒い」と顔をしかめていた。

=2019/04/27付 西日本スポーツ=

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