J2福岡、平成最後も“外弁慶” ホームで5度目の無得点

西日本スポーツ

後半、山形の堅い守備に福岡・鈴木(右)はシュートを打てず 拡大

後半、山形の堅い守備に福岡・鈴木(右)はシュートを打てず

肩を落とす福岡の選手たち アビスパの今季成績

 ◆明治安田生命J2第11節 福岡0-1山形(27日・東平尾公園博多の森陸上競技場)

 アビスパ福岡が山形に0-1で敗れ、平成のラストマッチも“外弁慶”ぶりを露呈した。アウェーで毎試合得点している攻撃陣が、ホームでは今季6試合のうち5試合が無得点。J2では2008年以来11年ぶりに開幕11試合で一度も連勝できなかった。初対決となった長崎と鹿児島の九州ダービーはスコアレスドローに終わった。

 新時代への期待が膨らむ世間とは対照的に、アビスパには閉塞(へいそく)感が漂う。パスをつなぐ攻撃が機能せず、今季早くも5回目の無得点。しかも全てホームだ。ペッキア監督は「アウェーではいつもいい感じで戦えているのに、ホームでできない。ファンがいて、モチベーションになるはずなのに」と首をひねった。

 前節のアウェー愛媛戦は序盤に2得点。積極的にボールを奪いに行き、主導権を握った。同じ戦いで今季初の連勝を狙うはずが、山形にロングボールを多用されると機能不全に。プレスは甘く、攻撃でも味方へのサポートが遅れ、ボールを持った選手が孤立した。

 全試合得点のアウェーとあまりに違う内容。鈴木主将は「ホームだから、というのは理由じゃない」と首を振る。だが試合後に選手を乗せたバスを見送ったサポーターは15人ほど。昇格への期待は冷めつつある。

 11試合を経過し、J2では2008年以来の連勝なし。同年は5月に5連敗し、7月にリトバルスキー監督が解任された。実藤は「一人一人が責任感を持ってプレーしないと」と危機感を募らせた。去りゆく平成とともに、外弁慶の汚名にもオサラバするしかない。 (末継智章)

=2019/04/28付 西日本スポーツ=

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