ソフトバンク周東、初回二盗&先制生還 チームトップ6盗塁

西日本スポーツ

1回2死一塁、打者デスパイネのとき、二盗を決める周東(右)。野手は福田 拡大

1回2死一塁、打者デスパイネのとき、二盗を決める周東(右)。野手は福田

パ・リーグ球団別盗塁数

 ◆ソフトバンク4-0オリックス(4日・ヤフオクドーム)

 3日のサヨナラ勝ちの勢いを止めることなく、タカの韋駄天(いだてん)が、さらにそれを加速させた。初回。1死からチーム初安打の中前打で出塁した周東が、2死からデスパイネの3球目に二塁を狙った。素早いスタートから、グングン加速し、鋭いスライディング。先発出場8試合目ながらチームトップの6盗塁目を決め、松田宣の適時打で先制のホームを踏んだ。

 「警戒されながらも走れるのはすごいところ。よく走ってくれた」と工藤監督も喜ぶ。昨季の盗塁数はリーグ5位の80で、1位だった西武とは52個差。本塁打数は12球団トップの202本をマークしながら、総得点はトップの西武を100点以上も下回る685点だった。指揮官はオフから「走塁と盗塁」を今季の大きな課題の一つとし、キャンプから取り組んできた。

 2月中の対外試合3試合では盗塁数が0に終わるなど改革は決してスムーズには進まなかったが、主力に故障離脱者が続き若手が出場チャンスを得たこともあり、チームにスピード感が出てきた。周東は現在盗塁成功率100%。「本多(内野守備走塁)コーチにもいろいろ教えていただいている。1盗塁目で楽になって慣れてきたところもある」と心強い。

 前日3日も、チームは今季最多となる4盗塁を決めたが、この日も2回には川島、7回には甲斐が二盗を成功。盗塁数は、リーグ2位タイの30盗塁となった。チームスローガン「奪Sh!(ダッシュ)」のもと、走塁改革が形になってきた。 (倉成孝史)

=2019/05/05付 西日本スポーツ=