ソフトバンク昭和トリオで全4打点 内川、グラ、松田宣 平成世代に刺激

西日本スポーツ

5回2死、右翼フェンス直撃の安打を放つ内川 拡大

5回2死、右翼フェンス直撃の安打を放つ内川

1回2死一、二塁、中前適時打を放つグラシアル 1回2死一、二塁、左前に先制打を放つ松田宣 4日のホークススタメンと生まれ年

 ◆ソフトバンク4-0オリックス(4日・ヤフオクドーム)

 令和に時代が変わっても主役は譲らない-。3連勝の立役者は、チームの全得点をたたき出した“昭和トリオ”だった。初回2死一、二塁、昭和58(1983)年生まれの35歳松田宣が、成瀬の2球目、甘く入ったチェンジアップを捉えて三遊間を破り、二走の俊足周東を生還させた。自身は前日3日の楽天戦でも初回に通算250号先制3ラン。チームも3試合続けて初回に先制点を挙げた。

 「千賀が先発だから、初回に点を取れれば、勝つチャンスが大きくなる。うまく変化球にバットが引っかかってくれた」。今季の得点圏打率は3割5分1厘。2割6分8厘だった昨季と比べ、飛躍的に勝負強さを増した。前日に250号に達して「吹っ切れた」。そして「次の大台までまた数字を積み上げていくだけ」と“無欲”で好調を継続させる意気込みだ。

 「熱男」の一打に、昭和60(85)年生まれの33歳グラシアルも続いた。なお一、二塁でチェンジアップを中前にはじき返して2点目。「勝利の手助けができていることに満足している」。左脇腹痛から1軍復帰2戦目ながら、前日の一時逆転3ランに続く活躍。工藤監督は「初回の2点目が非常に大きかった。いてくれて心強いし(患部が)治って試合にあまり出ていない中でも集中力を保てている」と信頼を寄せている。

 3回もベテランが躍動した。無死一塁で再び松田宣が左中間二塁打を放って3点目を挙げると、グラシアルの二塁内野安打で一、三塁として、成瀬をKO。ここで昭和57(82)年生まれの36歳内川が吉田一の直球を右犠飛とした。「守備位置を見たら内野ゴロでも点が入る状況。プレッシャーがかからずに打てた」と、さすがの落ち着きぶりだ。

 故障者続出のチームで、ルーキー甲斐野や大竹、周東、三森ら投打とも若手の活躍が目立つ。それでもチームを締めるのはやはりベテランだ。松田宣は「若い選手がチャンスをつかもうとアピールしている中、僕らも一致団結していい戦いができている」と思いを代弁。平成世代に刺激を受けた昭和生まれが令和時代も輝き続ける。 (長浜幸治)

   ◇    ◇

13試合連続安打

 3試合ぶりに先発出場した内川が自身の連続安打を13試合に伸ばす右前打を放った。3回に犠飛でチーム4得点目の打点を挙げ、5回2死では金田の外角直球を捉えた打球が右翼テラス席のフェンス最上部にあるバーを直撃。あと数センチで本塁打の惜しい当たりに「入ればよかったね」と苦笑いを浮かべた。痛めていた左太もも裏については「僕としては全然問題ない」とスタメン復帰に意欲を見せた。

=2019/05/05付 西日本スポーツ=

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