カレーラス監督解任か J1鳥栖激震!!迷走止まらず

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J1第10節 大分2-0鳥栖(4日・昭和電工ドーム大分)

 鳥栖に激震! 指揮官解任か? 最下位に沈むサガン鳥栖のルイス・カレーラス監督(46)が、4日の大分トリニータ戦(昭和電工ドーム大分)でメンバー表から名前が消え、会場にも姿を見せなかった。クラブ側は体調不良と説明したが、竹原稔社長は監督解任について明確に否定しなかった。6年ぶりの大分との九州ダービーでJ1で過去2戦2勝の相手に0-2で完敗。大分が3位に浮上した一方で、鳥栖は6試合連続無得点で5連敗と、あまりにも好対照な結果となった。

 令和初戦の鳥栖に異変だ。今季就任したカレーラス監督がベンチから姿を消した。昨季終盤の5試合でチームを率いて3勝2分けでJ1残留に導いた金明輝コーチが指揮を執ったが、6試合連続無得点で5連敗。元号が変わっても低迷は変わらず「たくさんのサポーターが来ている中で、ぶざまなゲームをしてしまったことが申し訳ない。率直に準備不足という印象」と肩を落とした。

 カレーラス監督は4月29日の練習に姿を見せたが、同30日のオフの後、公開予定が一転非公開になった5月1日の練習から金コーチが指揮を執っているという。金コーチは試合前、監督不在の理由を「体調不良」と説明。ただ監督に加え、同じスペイン出身でコーチのマルク・ボレイ氏とフィジカルコーチのマリオ・マンセボ氏もメンバー表に名前がなく、会場にも現れなかったことが、事態の深刻さを物語る。

 鳥栖は好調の大分を相手に、元スペイン代表のフェルナンドトーレスと元日本代表の金崎に加え、今季獲得した元スペイン1部バルセロナのクエンカとタレント3人が前線で先発。前半を0-0で折り返したが、後半に2失点を喫した。ゴール前まで詰め寄る場面もあったが、結局シュートは3本に終わった。

 10試合で1得点。得点力不足に改善の兆しがまるで見られない。前節のホーム湘南戦で敗れた際、サポーターからはカレーラス監督の解任を求める声が上がった。竹原社長は解任に否定的だったが、大分戦後に報道陣から改めて問われ「今日はごめんなさい」と遮って明確に否定せず、足早に会場を去った。

 キャプテンマークを巻いた高橋秀は「この状況から全員で一体感を持ってもがき続け、抜け出すという強い気持ちを続けることが大事」と神妙な面持ちで語った。11日のホームG大阪戦で今季の約3分の1が終わる。迷走はいつまで続くのか。 (広田亜貴子)

=2019/05/05付 西日本スポーツ=

PR

サガン鳥栖 アクセスランキング

PR

注目のテーマ