福大V戦線残った 19安打16点 吉岡復調4安打5打点

西日本スポーツ

4安打5打点と大活躍した福岡大の吉岡。左手にはピンクのリストバンド 拡大

4安打5打点と大活躍した福岡大の吉岡。左手にはピンクのリストバンド

「福岡大―北九大」

 ◆九州六大学野球春季リーグ第4週第2日 北九大4-16福岡大(4日・春日公園野球場)

 九国大が西南大に競り勝ち5勝2敗で単独首位に立った。西南大は4勝3敗で一歩後退。福岡大は吉岡翼(3年・祐誠)の4安打5打点の活躍など今季リーグともに最多の19安打16得点で北九大に大勝。両校とも4勝2敗で2位に並んだ。九州大は久留米大に勝利し2勝5敗で5位。1勝6敗の久留米大は6位となった。

 福岡大が優勝争いに踏みとどまった。負ければV奪還が危うくなる状況で打線がつながった。ともに今季チーム最多の19安打、16得点。前日の3日に逆転負けした北九大にお返しした。

 「負ければ後がないのは全員分かっていました。(敗戦の)気持ちを切り替えて、しっかりやってくれました」。今季からチームを率いる堀壮太監督はナインをたたえた。16点中、8回の9点は“おまけ”みたいなものだが、それまでの7点に絡み、チームに貢献したのが6番吉岡だ。

 初回2死満塁で先制の左前2点打。同点に追いつかれた直後の3回にも勝ち越しの2点打。7回には三盗後に暴投で生還した。6打数4安打5打点の大暴れ。「コーチから『もっとドッシリと構えろ』とアドバイスされたんです。ボールも見やすくなって。それまでは突っ立った感じでした」。前の試合までクリーンアップを任されながら、5試合で20打数4安打0打点。中軸という責任感もプレッシャーになったが、吹っ切れた。

 験担ぎでリストバンドの色を濃いブルーからピンクに変えたりもした。「少しは気分的に楽になりました。これからも負けられない試合が続きます」。首位九国大との差は白星一つ。直接対決は既に終了したが、吉岡の復調はチームに勢いをつける。 (森本博樹)

=2019/05/05 西日本スポーツ=