ソフトバンク和田手応え3回無安打 前回登板回避の不安一掃

西日本スポーツ

3回を無安打無失点と好投し笑顔を見せる和田(右) 拡大

3回を無安打無失点と好投し笑顔を見せる和田(右)

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク1-3中日(5日・タマスタ筑後)

 手応え十分の37球だった。2年ぶりの1軍復帰を目指す和田毅投手(38)が5日のウエスタン・中日戦に先発し、3回を無安打無失点の好投を見せた。4月24日の同・阪神戦で登板を回避したが、今回は最速140キロをマーク。心配無用と言わんばかりだった。

 3回2死、亀沢を外角低めの137キロ直球で見逃し三振に仕留めると、納得したような表情でマウンドを降りた。「前回登板よりもすごく良かった」。3回4失点だった4月17日の同・広島戦では2回以降に球速が落ち、マウンド上で首をかしげる場面も目立ったが、今回は3回先頭の近藤のバットを直球でへし折るなど、回を重ねても球威は衰えず「得るものが大きい登板だった」と笑った。

 阪神戦の登板回避は「左肩が引っかかる感覚で嫌な感じがあった」のが理由。「あの状態で投げたら去年の二の舞いになるなと思った。それまでは左肩への意識を残したまま腕を振っていたけど、間隔を空けたことで、今日は気にせずに投げられた」。1軍登板ゼロに終わった昨季の経験を踏まえ、慎重な調整を進めたことで状態を上げた。

 次の登板日は確定していないが、70~80球をめどにする。「球数を増やしても球威や球質のいいボールを投げ続けられれば、自分の口から『準備はできた』と言えると思う」。復活への階段をまた一歩上がった左腕は、これまでにない力強い口調で言い切った。 (長浜幸治)

=2019/05/06付 西日本スポーツ=