西武・今井、令和初&自身初の完封 リーグトップタイ4勝目

西日本スポーツ

 ◆西武4-0楽天(5日・メットライフドーム)

 新時代の幕開けを20歳のエース候補が鮮やかに飾った。9回2死。130球目で山下を二直に仕留めると、両手でガッツポーズをつくり、森とガッチリと握手した。高卒3年目の今井が日本プロ野球の令和初完封を達成。自身もプロ初完封でリーグトップタイの4勝目を挙げた。

 「いつもより達成感があり、やりきった感じがある。価値ある1勝だと思う。ゼロで来たので最後までいくつもりだった。投げ切れて良かった」

 この日の最速153キロと力のある直球を見せる一方、変化球でカウントを稼げた。「いつも以上に投げやすかった。8回がきつかったけど」。疲労がたまってきた8回は2死から藤田に左前打を浴びたが、浅村をチェンジアップで一邪飛に打ち取った。

 今季初めて開幕ローテを任されたが、制球に苦しみ、四球から失点する試合も増えた。試行錯誤する中、三塁側に首を振るフォームに行き着いた。「捕手を右目で見ると、体が開いてしまう。なるべく両目で見たいためにはこうした方がいいんじゃないかと」。平成の獅子を代表するエースで、今井をキャンプからつきっきりで指導してきた西口投手コーチも「こうやって結果として出たらうれしい。今日は80点ぐらい」と表情を緩めた。

 平成では2016年の夏の甲子園で作新学院高(栃木)を優勝に導いた。令和では完封一番乗り。「これからの自信になる。いい投球を続けて、勝ちを続けていきたい」。令和の獅子のエースへと歩み始めた。 (小畑大悟)

   ◇    ◇

 辻監督「今井は今年一番の投球。完封したことは大きな自信にしてほしい。エースになりたいという気持ちを持って投げているだろうし、階段を上っている途中。志を大きく持ってほしい」

 小野投手コーチ「見ての通り。あのぐらいの能力はある。一つ壁を乗り越えた。(2回無死一、二塁でマウンドにいき)1点を守るな。まだ2回だし、思い切って攻めるように声をかけた」

=2019/05/06付 西日本スポーツ=

PR

埼玉西武ライオンズ アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング