ソフトバンク早くも独走モード 左キラー川島が打線点火

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク9-6オリックス(6日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンク打線が電光石火の猛攻で貯金週間となったゴールデンウイークを締めた。左腕対策で1番に入った川島が、初回アルバースの初球直球を捉えて右中間二塁打。「左だから使ってもらっている。結果を残さないと。いい緊張感でやれている」。今季対左で19打数9安打と打ちまくる男の一打が口火だ。

 続く周東のセーフティーバントでの投手内野安打で一、三塁。ここで、けん制に誘い出される形で周東が一、二塁間に挟まれるも、これを見た三走の川島がスタートを切った。ヘッドスライディングで回り込み先制の本塁を陥れるなど、オールセーフで流れを一気に引き寄せた。工藤監督も「相手の隙を突いたナイス判断だった。左の時に先発してしっかり打ってくれるし、頼もしい」とベテランをたたえた。

 打線は勢いづく。今宮の中前打の後、デスパイネは2戦連続の6号3ラン。わずか10球で4得点とすると、6番グラシアルまで「H」マークはともり続け、先頭から6連打で5点を奪取した。さらに、2死一、三塁で再び打席に立った川島が、1イニング2安打目の右前適時打で6点目と、終わってみれば9得点で快勝だ。

 柳田らを欠く苦しいはずの打線。それでも3回に2戦連続アーチを放つなど、左脇腹痛から復帰後の4試合で打率5割で3本塁打、7打点で「状態は日に日に上がっている」と話すグラシアルらがけん引。開幕以来となる今季2度目の5連勝で、両リーグ1番乗りの20勝に到達だ。工藤監督も「グラシアルが戻り打線のつながりも出た。チームに勢いがつくね」とうなずく。

 世間が10連休に突入する前、4月26日時点では首位楽天に0・5ゲーム差の2位だったが、連休中は7勝2敗。2位に4・5差をつけ、リーグで独り占めにする貯金は9になった。「いいゴールデンウイークだった」。独走への足場をつくり、指揮官は最後まで上機嫌だった。(山田孝人)

=2019/05/07 西日本スポーツ=

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