J1鳥栖再出発 金明輝監督「少しでも上に」 新主将・福田守備強化に意欲

西日本スポーツ

サガン鳥栖の監督に就任した金明輝監督(中央)と新主将の福田(左)、竹原社長 拡大

サガン鳥栖の監督に就任した金明輝監督(中央)と新主将の福田(左)、竹原社長

■就任会見

 J1で最下位と苦しむサガン鳥栖は7日、監督を退任したルイス・カレーラス氏の後任として金明輝監督(37)の就任を発表した。コーチから昇格した金監督は同日に会見を開き、「まだ24試合ある。(残留圏の15位と勝ち点4差で)2勝すれば残留圏に逃れられるとポジティブに捉えている」と巻き返しを誓った。

 鳥栖は10試合で1勝1分け8敗、1得点と低迷から抜け出せない。このため、クラブはカレーラス氏を事実上解任。昨季も残り5試合でチームを率い、残留に導いた金監督は「決定機の数が明らかに少ない。高い位置で奪う、シンプルに背後を取ることをプラスアルファできれば」と得点力向上を課題に挙げた。また、目指すスタイルについて「ポゼッション、カウンターということではなくゴールを奪うための道筋を選手と共有し、僕たち主導でサッカーをしていく」と理想を語った。

 会見では、5年目の生え抜き、福田晃斗(27)が新主将になったことも発表された。福田は「0-0の試合を1度しかできてない。守備で抑えることを基本に立て直し、そこから生まれる鳥栖の攻撃の良さを出したい」と守備の強化にも意欲的。「ここからチームを引っ張って、チームを立て直して少しでも上にいけるように頑張ります」と再出発を誓った。 (広田亜貴子)

■「走る戦術土台に」金明輝監督一問一答

 金明輝監督の会見の主なやりとりは次の通り。

 -監督就任の相談を受けた際の心境は。

 「(チームの低迷は)ルイス(カレーラス前監督)だけの責任ではない。コーチとして自分に何ができたのか悩んだ。しかし前向きに捉え直し、ルイスがやってきたことも引き継ぎながら、今より上の結果を目指そうと承諾した」

 -チームの課題は。

 「得点力不足に加え、チャンスをつくる過程でも選手が十分に機能していない。守備に関しても簡単なミスで点を取られる場面が多い。サガンらしい走る戦術を土台に、細かいパス回しやロングボールなど全てのプレーを融合したサッカーを目指す」

 -選手に伝えることは。

 「過去の実績なども尊重するが、チームが勝つために身を粉にしてプレーする選手を試合に出していく」

 -今シーズンの目標は。

 「もちろん全試合に勝つことを目指すが、残留が当面の目標だ」

 -サポーターへ。

 「チームへの不信感はあると思うが、満員のスタジアムで応援していただけることがチームの力になる。引き続き応援してほしい」 (星野楽)

=2019/05/08付 西日本スポーツ=

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