U20三国がイタリアに対抗心「負けたら監督にばかにされる」

西日本スポーツ

U-20W杯に出場する福岡の三国(左)と喜田 拡大

U-20W杯に出場する福岡の三国(左)と喜田

 サッカーのU-20ワールドカップ(W杯)に出場するU-20日本代表に選ばれたJ2福岡の三国ケネディエブス(18)が8日、福岡市内で取材に応じ「CKからヘディングでバチコンと決めたい。優勝を目指します」とぶち上げた。

 福岡からは前回2017年大会の冨安健洋(20)=シントトロイデン=に続いての選出となり、センターバックが2大会連続で選ばれた。前回大会の日本は決勝トーナメント1回戦でベネズエラに敗れ、ベスト16で姿を消している。三国は「普段から呼ばれているメンバーがほとんどなので、少ない準備期間だけどチーム力はけっこういい感じだと思う」と自信をみなぎらせた。

 エクアドル、メキシコ、イタリアと対戦する1次リーグについて「一番厳しいグループで、厳しい相手にどれだけ牙をむけるか。一戦一戦勝ちにこだわる」と闘志は十分。中でも意識するのが、伝統的に堅守を誇るイタリアだ。「イタリアの守備は魂。キエッリーニ、ボヌッチ(いずれもユベントス)といった、体を張ってぼろぼろになりながらも守るプレーが印象的。そういう相手に勝って成長したい」と強豪撃破に意欲満々だ。イタリアは福岡を率いるペッキア監督の母国でもあり「負けたら監督にばかにされる。負けたくない」と危機感?を高めた。

 同じく代表入りした福岡の喜田陽(18)は17年のU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場。同じサイドバックでU-20代表候補だった福岡の同僚、石原広教(20)は落選しただけに「広教君の分もしっかり戦う」と誓った。

 J2で複数選手が選出されたのは福岡だけ。U-20W杯は6月15日まで行われるため、18位と低迷する福岡は最大で約1カ月間、2人を欠いたまま戦うことになる。ペッキア監督は「今の状況を考えると2人がいた方が心強いけど、彼らにとっては大事な機会。成長するため、世界のレベルを感じてほしい」と晴れ舞台に立つ若手コンビの飛躍を望む。

 代表集合前の最後の試合、11日のアウェー東京V戦は前節退場した三国が出場停止で、喜田も体調不良の影響で別メニュー調整しているため出られない可能性が高い。それでもペッキア監督は「残った選手が彼らの分まで良いプレーを見せてくれる」と期待した。(末継智章)

=2019/05/08 西日本スポーツ=

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