ファン投票1位バレー石井が誓う「長岡と五輪へ」
2020年東京五輪でメダル獲得を目指すバレーボールの女子日本代表が4月下旬から東京都内で始動した。就任3年目の中田久美監督(53)は、左膝靱帯(じんたい)損傷からの復活を目指す長岡望悠(27)=昨季イタリア・イモコでプレー=の背番号「1」を残す一方で、サバイバルの代表争いを予告。石井優希(28)=久光製薬=は同期でもある長岡への思いを込めたプレーを誓った。
クールで爽やかな笑顔の下で、石井は燃えるような思いを隠し持っている。「同期として望悠の分も、という気持ちはある。一緒にオリンピックの舞台でプレーしたい」。今年でともに28歳。久光製薬ではもちろん、前回のリオデジャネイロ五輪を含めて全日本でも苦楽を共にしてきた。リハビリに励む長岡との“共闘”を実現するためにも「一試合一試合で結果を残す」と言い切った。
昨秋の世界選手権では途中出場という難しい役回りにも安定した攻守で応えるなど、随所で存在感を発揮してきた。その一方で日本代表の始動会見が開かれた先月末には「エースポジションで結果を残してきたプライドがある」と強烈な自負ものぞかせた。現状に甘んじるつもりは毛頭ない。
才色兼備のサイドアタッカーだ。Vリーグのオールスターゲームでもファン投票で1位に輝くなど抜群の人気を誇る。「(中田)久美さんの下でプレーしてきて、積み重ねてきた経験を自信として確立させたい」。長岡と再び同じコートに立つ日を信じて戦い抜く五輪前年。誓いを果たしたとき、同期の桜は来夏の東京で“満開”になる。(西口憲一)
■久光コンビ岩坂&新鍋も気合
岩坂主将とウイングスパイカー新鍋の久光製薬コンビも新シーズンに向けて気合を高めた。主将3季目の岩坂は過去2シーズン、「自分が引っ張る」という気負いが強過ぎたという。「もう少しいろんな人の助けを借りてもっといいチームにできるように」と目標を掲げた。攻守の要を任される新鍋は「どんな場面でも安定したプレーをしてチームの勝利に貢献したい」と誓った。
=2019/05/09 西日本スポーツ=
























