もう夢ではない球速160キロ/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

ソフトバンク・古谷 拡大

ソフトバンク・古谷

 5日の3軍交流戦、四国アイランドリーグplus香川戦で、3年目の古谷が日本人左腕最速の160キロをマークした。「体が大きくなれば、もっと出ると思う」。大台到達にも“その先”を行く手応えを口にした。

 かつては夢とされた160キロ。だが、2016年に当時日本ハムの大谷が165キロをたたき出すと、今季開幕戦では千賀が161キロを計測。高校3年の佐々木朗希(岩手・大船渡)までが163キロを出す時世になった。

 「そのうち1チームに1人、160キロを出す投手がいるようになるでしょうね」。12年に158キロをマークした左腕川原は推測する。

 近年の高速化の背景に、インターネットの普及でプロからアマまであらゆる選手の動画を見られるようになったことがあるとも分析。その「投球動画フリーク」を自認する159キロ右腕の甲斐野は「もう、160キロ出しても驚かれないですね」。もはや夢の球速でなくなったことは間違いない。 (鎌田真一郎)

=2019/05/09付 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ