ソフトバンクにまた育成の星 田城2軍で打率トップ.353

西日本スポーツ

4回、中前打を放つ田城 拡大

4回、中前打を放つ田城

 ◆ウエスタン・リーグ オリックス3-5ソフトバンク(9日・オセアンバファローズスタジアム舞洲)

 育成3年目の田城飛翔外野手(20)が、ファームの首位打者の座をキープしている。9日、ウエスタン・オリックス戦(オセアンバファローズスタジアム舞洲)に「5番ライト」でスタメン出場すると、1回の先制打を含む2安打で、打率3割5分3厘に上昇。支配下入りへ向け、20歳の若武者が猛アピール中だ。

 昨季までは3軍がメイン。打撃開眼のきっかけは「2人の師」との出会いだ。今年1月、同じ左打者の中村晃の自主トレに参加。そこで「タイミングの取り方が遅い」と指摘された。投球に合わせるのではなく、待ち受ける。さらに、今季就任した新井2軍打撃コーチからは、投球に対してバットを水平に入れる「レベルスイング」を徹底的に仕込まれ「詰まってもヒットコースに行くようになった」という。

 1回2死一、三塁からの先制打は、詰まった当たりながらも一、二塁間に飛び、4回にもセンター前へ。8日に美間を抜き、ウエスタンの打率トップに立ったが、この日もさらに6厘上げ「運がありますね」。

 ただ、1軍野手の現状が“左偏重”。すでに左打者の周東が今季、育成から支配下へ昇格。同タイプとはいえ、ウエスタンの首位打者をひた走って、圧倒的な力を見せつければ、支配下への道は見えてくる。「レベルアップしてきた。でもチャンスはそうない。だから行くときにはガーッと一気に行かないと」という小川2軍監督からの猛烈ゲキに「ずっと言われていることなんです。頑張ります」と田城。新たなる“育成の星”が誕生の予感だ。 (喜瀬雅則)

 

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