城島健司氏の甥っ子が一発含む4安打6打点 日本文理大7季連続V

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7季連続の優勝を決めた日本文理大

4安打6打点の活躍を見せた日本文理大の城島 ベストナインを獲得した日本文理大の城島 現役時代の城島健司氏

 九州地区大学野球の北部九州ブロック大会(西日本新聞社など後援)1部リーグ最終週第2日は12日、大分市の別大興産スタジアムで3試合を行い、日本文理大が西日本工大を10-3の7回コールドで破り、9勝1敗で現制度になってから7季連続の優勝を飾り、4年連続9度目の全日本大学選手権(6月10日開幕・神宮など)出場を決めた。福岡ソフトバンクなどで活躍した城島健司氏のおいの城島丈一郎(3年・佐世保工)が1本塁打を含む5打数4安打6打点の活躍で打線を引っ張った。日本文理大は同選手権1回戦で大商大(関西六大学)と対戦する。

 リーグ優勝を決める大事な一戦で日本文理大の「ジョー」が暴れまくった。1番に座った城島は5打数4安打6打点。4回には大学の公式戦初の本塁打を放ち、三塁打が出ればサイクル安打達成という活躍でチームを引っ張った。「最近2試合はノーヒットで安打が出たのは10打席ぶりぐらいでした」。この日の活躍でベストナインも獲得し「びっくり。出来過ぎです」と記念のホームランボールとトロフィーを両手に握りしめた。

 今季初めてベンチ入りした。前週までは2番だったが、西日本工大との最終週の2戦は「チームを勢いづける性格をしていて1番の適性がある」と中村寿博監督がリードオフマンに抜てき。1点を追う3回は無死二塁で右翼線へ同点適時打を放ち「あれが大きかった」と中村監督は期待どおりチームを勢いづけた城島の活躍に目を細めた。

 日米球界で強肩強打の捕手として活躍した健司氏は母の弟で叔父にあたる。幼い時からプロで活躍する叔父の姿を見て「野球しか(選択肢は)なかった」と自然に野球を始めた。帰省した時は一緒に釣りにも出かけるが、今年の正月は初めて打撃について話をした。「子どもの時は遊びで野球をやったけど…」と期待を感じ、見事にバットで応えた。

 2年間スタンドで見ていた全国舞台に立つ。「優勝を目指して先輩と一戦一戦勝っていきたい」。チームを乗せる度胸満点のプレーは叔父にも負けない。2003年以来の全国の頂点を目指して大暴れする。 (前田泰子)

◆城島丈一郎(じょうじま・じょういちろう)

 1998年11月14日生まれ。長崎県佐世保市出身。相浦西小5年から「相浦少年野球クラブ」で軟式を始め、相浦中では軟式野球部で二塁手や左翼手。佐世保工高では3年夏に1番左翼で出場して長崎大会3回戦で長崎商に敗れた。日本文理大では今季からベンチ入り。168センチ、66キロ。右投げ左打ち。

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■8連勝2位フィニッシュ 久留米工大

 久留米工大が8勝2敗で2位となった。昨春2部に降格し、1シーズンで1部に復帰。今季第1週は日本文理大に連敗したが、その後は8連勝して優勝を狙える位置につけていた。「トーナメントのつもりで戦ってきたが、あと1勝差が縮まらなかった」と野田監督は悔しさをにじませた。それでも「主将がよくまとめて、みんながよく練習した。この冬は今までで一番頑張ったと思う」と優勝争いをした選手たちをねぎらった。

=2019/05/13付 西日本スポーツ=