タカガール沸いた デスパイネ&今宮2戦連発も勝利呼べず

西日本スポーツ

2回無死、先制ソロを放つデスパイネ 拡大

2回無死、先制ソロを放つデスパイネ

ライトスタンドに向かってポーズを決めるデスパイネ 3回1死一、二塁、左越えに3ランを放つ今宮 3ランを放ちベースを回る今宮 7回の攻撃を前に舞い上がるピンク色のジェット風船

 ◆ソフトバンク4-5ロッテ(12日・ヤフオクドーム)

 主軸のアーチが「タカガールデー」でピンク色に染まったスタンドを一度は連日の歓喜に包んだ。2回無死。まずはデスパイネだ。石川が2ボールから投じた外角高めの147キロ真っすぐを逃さなかった。逆らわずに逆方向へ運んだ打球は、右翼スタンドへ吸い込まれる2試合連続の8号先制ソロ。「タイミングはずれたけど、うまく芯で打てたと思う」と、納得顔で振り返る一打だった。

 続いたのは絶好調の今宮だ。1点リードの3回1死一、二塁。石川の投じた初球を、体を巧みに回転させて捉えた。鋭いライナー性の打球で左翼テラス席へ運ぶ8号3ラン。「素直に体が反応して、体を回転させることができた。いい感じだった」。こちらも2試合連続で、デスパイネに負けじと女性ファンのハートもがっちり捉える連発だ。

 ところが4回以降は、一気にホームが遠くなってしまった。1点を勝ち越された直後の7回。今宮は1死二塁の同点機で二飛に倒れた。その後連続四球で満塁の大チャンスとなったが、グラシアルが中飛に倒れて無得点。「後半のチャンスで点を取れない展開が続いている。その中で逆転されてしまった試合が多い」と今宮は首を振った。ここ5試合で1勝4敗と急ブレーキがかかっているホークス。4敗のうち3敗が序盤にリードを奪いながら、中盤以降に得点を挙げられずに逆転を許した展開だけに悔しさもひとしおだ。

 2人とも2試合連続本塁打の喜びに浸ることはできない。デスパイネは「状態はいいのでね。これを継続してチームのために」と何より勝利を欲した。今宮は「次の1点が大事。(チーム全体が)気持ちの面でも余裕が出てくるから。目標に向かって頑張りたい」と前を見据えて、仕切り直しの白星を誓った。 (山田孝人)

=2019/05/13付 西日本スポーツ=