ソフトバンク釜元プロ初1番で存在感 2安打&2盗塁

西日本スポーツ

4回2死一、三塁、中前適時打を放つ釜元。投手は高橋光 拡大

4回2死一、三塁、中前適時打を放つ釜元。投手は高橋光

ソフトバンク36イニングぶり適時打

 ◆ソフトバンク7-11西武(14日・北九州)

 西武打線が爆発した敗戦の中で、プロでは初めて1番でスタメン起用された釜元が存在感を示した。4点差で迎えた4回だ。1点を返して、なお2死一、三塁で、高橋光の初球、内角寄りの146キロ直球を捉えた。外野の前にポトリと落ちる中前適時打で、三塁走者を本塁に迎え入れた。

 チームにとっては9日の楽天戦で3回に今宮が放って以来となる、実に36イニングぶりのタイムリーだった。「打順が1番ということは、あまり意識しなかったです。それは初回だけだから。(適時打は)いい結果につながってよかったと思う」とうなずいた。

 初回は四球で、すかさず二盗に成功。今宮の三ゴロの間に三進し、デスパイネの打席での捕逸で先制のホームを踏んだ。先頭打者の3回は中前打を放ち、ここでも二盗を決め好機を演出。「いいスタートを切れた」。打席での粘り強さと塁上でのスピードで輝いた。

 ただ、6打席に立ち、6回以降の3打席は全て三振。2点を返して食い下がった9回は2死一、三塁で増田の前に3球三振に倒れ、最後の打者になった。試合の前後半で明暗がくっきり分かれただけに「前半は良かったんですけどね…」と言葉少なに振り返った。

 西武の一発攻勢に屈したものの、打線は10安打で7点を奪った。今宮とグラシアルはともに2安打を放つなど、主軸は依然として好調をキープしている。工藤監督はその前を打つ1番打者の出塁を重視しているが、釜元は2安打&2盗塁と抜てきに見事に応えた。

 今季初となる北九州市民球場での主催試合には、2万人を超える大観衆が詰め掛けた。その大歓声に白星は届けられなかったが、新たなリードオフマンが機能したことは今後への好材料だ。工藤監督も「切り替えて、次頑張りましょう」と前を向いた。 (山田孝人)

=2019/05/15付 西日本スポーツ=

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