ソフトバンク北九州ショック2年連続大敗 17被安打11失点

西日本スポーツ

2回1死二、三塁、西武・外崎に左越え3ランを浴びた椎野 拡大

2回1死二、三塁、西武・外崎に左越え3ランを浴びた椎野

工藤ホークスの北九州での成績

 ◆ソフトバンク7-11西武(14日・北九州)

 今季初めての北九州で西武の「獅子脅し打線」の餌食になった。今季ワーストの被安打17、いずれも今季最多タイとなる4被弾、11失点で大敗。「ブルペンデー」とし、3被弾で3回途中降板の先発椎野の後に5投手を送り込んだが、勢いを止めることができなかった。北九州市民球場では2試合連続の2桁失点で2連敗。楽天に勝った2位日本ハムとのゲーム差を1・5に詰められた。

 一昔前のように、試合後のグラウンドに乱入するファンこそいなかったが、工藤ホークスが今季初開催となった北九州のファンをがっかりさせた。打線が10安打7点を奪いながらも黒星。今季は試合前まで5勝1敗と西武を「お得意さま」にしていたが、投手陣が「獅子脅し打線」の餌食になった。今季ワーストの17被安打。4発ものアーチを食らい大量11失点の大敗だ。

 「まあ点を取られれば痛いですけど。みんな一生懸命やった上での結果なので」

 工藤監督も多くを語ることなく言葉をのみ込んだが、先発デビュー戦となった2年目の右腕が壮絶に散った。この日のオープニングマウンドを任されたのは椎野。今季2軍戦6試合に登板し2勝1セーブ、防御率1・00と結果を残し、10日の今季1軍初登板でも好投したことでチャンスをつかんだ。「とにかくいけるところまでいって、あとは後ろに任せると割り切ってやってほしい」と、指揮官は長いイニングを求めないことを強調し送り出していたが、悪い意味の方で早期降板となった。

 味方が1点を先制した直後の2回だ。無死から中村に右前打を許すと、続く森は四球。犠打で1死二、三塁とされ、続く外崎に1ボールから甘いスライダーを左翼席場外へと運ばれた。3ランで試合をひっくり返されると、3回には先頭の秋山に甘いカーブを右中間席へ、続く山川にも同じくカーブを左翼席に突き刺された。2者連続弾を浴びここでKO。「まだまだ自分の実力が足りないと感じました」。ほろ苦すぎる先発デビュー戦となった。

 プロ初先発の右腕には荷が重かった部分もあるが、当初から救援陣をつぎ込む「ブルペンデー」と位置づけられていた試合で、後続の投手陣もピリッとしなかった。2番手の泉こそ2イニングを無失点に抑えたが、味方が2点差に迫った直後の5回には、加治屋が中村に右中間への3ランを浴びるなど、無死から5連打を許すなどし、1イニングを持たず降板となった。

 ゴールデンウイークは7勝2敗と大きく勝ち越したが、8日からの仙台での2連戦は楽天に連敗。前カードはロッテに負け越した。気づけば、2位日本ハムとは1・5ゲーム差。「しっかりと僕らも受け止めて、また今後のことはしっかり考えていきます」。ズルズルいくわけにはいかない。 (倉成孝史)

=2019/05/15付 西日本スポーツ=

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