初黒星の椎野「悔しい」 苦い経験をバネに/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

2回1死二、三塁、西武・外崎に3ランを浴びた椎野=14日、北九州市民 拡大

2回1死二、三塁、西武・外崎に3ランを浴びた椎野=14日、北九州市民

 苦すぎるプロ初先発となった。14日の西武戦(北九州)で登板した2年目の椎野だ。強力な西武打線につかまり2者連続本塁打など、計3発を浴びての5失点でプロ初黒星となった。「まだまだ、自分の実力が足りないと感じました。悔しいですね」とうなだれた。

 同期の高橋礼や大竹が開幕から先発ローテーションで回る中テレビでその姿を見守る日々。優しい性格だけに活躍を願いながらも、当然悔しさもあった。「気になっていた。自分も一日でも早く(1軍に)行きたいと思っていた」と思いを募らせていた中で巡ってきた大きなチャンスだった。

 当初から救援陣をつぎ込む「ブルペンデー」の位置付けだったとはいえ、3回途中で降板したのは不本意だったに違いない。それでも一夜明けた15日は気持ちを切り替えて前を向いていた。「もっと力をつけ頑張ります」。身長196センチの恵まれた体格を持つ大型右腕。悔しさをバネにした覚醒を期待している。 (山田孝人)

=2019/05/16付 西日本スポーツ=