高橋礼、完投できる投手目指して/斉藤和巳氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク5-1西武(16日・ヤフオクドーム)

 北九州で大量失点し、前日は守護神が打たれた。チーム全体が感じたであろう嫌な流れを高橋礼が止めた。立ち上がりからリズムが良く、テンポのいい投球でゴロアウトを取る持ち味が十分に出た。

 唯一反省すべきなのは、5回先頭の中村に浴びた同点弾だ。その前の攻撃で援護の1点をもらったばかり。ホームランだけは避けたい場面で、2ボールと難しいカウントにしてしまい、甘い球を打たれた。前日も大竹が点をもらった直後に失点した流れがあっただけに、気を引き締めなければいけなかった。ただ高橋礼はその後に崩れなかったことが大きい。8回のピンチも抑えたからこそ、追加点につながった。

 自己最長の8回を投げたが、これを定期的に続けなければいけない。長い投球回を経験することで長く投げることが体に染みつき、先発の試合のつくり方を体で覚えることができる。高橋礼に限ったことではないが、完投できる投手を目指してほしい。

 9回を投げた森は、さすがの一言に尽きる。自分のせいで負けた直後の登板。力みを感じられるのが普通だろうが、落ち着いていた。本当の意味で切り替えができている証拠。改めて信頼される投手だと感じた。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/05/17付 西日本スポーツ=

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