水木(大分高3年)完全V 最終日77逃げ切った 九州女子アマゴルフ

西日本スポーツ

初優勝を飾った大分高の水木春花 拡大

初優勝を飾った大分高の水木春花

1番ホールでティーショットをする水木 九州女子選手権最終日上位成績

 アマチュアゴルフの九州女子選手権(九州ゴルフ連盟主催)最終日は16日、熊本県大津町の阿蘇大津ゴルフクラブ(6407ヤード、パー72)に76選手が出場して行われ、大分高3年の水木春花(大分)が初日から首位を譲らず通算8オーバー224で初優勝を飾った。最終日は1バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの77と乱れながらも逃げ切った。首位から3打差の2位には福岡・沖学園高3年の佐藤美優(鷹羽ロイヤル)、同5打差の3位に宮崎・日章学園高3年の永嶋花音(宮崎国際)が入った。上位19人とシード2人の計21人は愛媛県松山市のエリエールゴルフクラブ松山である日本女子アマチュアゴルフ選手権(6月25日から4日間)に九州代表として出場する。 (正午の気象=晴れ、気温27度、東の風4メートル)

 手荒い祝福が待っていた。最終18番で優勝パットを決め、グリーンからクラブハウスに向かう水木が、同年代の選手からのウオーターシャワーを派手に浴びた。全く予期していなかった九州女王はびっくりしながらも、豊かな笑みを浮かべた。

 「優勝は本当にうれしかった。(ラウンドは)苦しくて、つらかった」。最終日が長い1日となった原因は、最も難しい2番ミドル(385ヤード)でのトリプルボギーだった。最終日の平均スコアは4・99と、多くの選手が四苦八苦させられた。

 水木も第2打で左奥に外し、アプローチもショート。さらに8メートルのパーパットから何と4パットした。「ショックでした」。この時点で2位と2打差。水木の顔色も変わったが、ここから踏ん張った。続く3番ミドルでは上からの1・5メートルのパーパットを沈めた。

 「(2番の)トリプル(ボギー)で逆に切り替えられた。固まる必要はないかな」。優勝争いのトップを走っていれば、その2文字が水木のハートを締め付けたのだろうが、スコアを一気に三つも落としたことで開き直ることができたのだ。

■ゲームが“先生”

 大好きなゲームが水木のタフさの源になっている。「今やっているゲームとゴルフが似ているんです。自分で考えて陣地を取っていくんですが、コースマネジメントに役立ちます」。さらに、諦めると大逆転を食らう点もゴルフに通じるという。最終日は確かに苦しんだのだが、それを自らの力で耐えたのだった。

 6月の日本女子アマには九州女王として臨む。「優勝を狙います」。17歳の高校3年生は力強く言い切った。 (森本博樹)

◆水木春花(みずき・はるか)

 2002年3月2日、大阪府枚方市出身。小学2年からゴルフを始める。同6年の時、父八郎さんの仕事の関係で大分県佐伯市に転居。中学3年時に大分市に引っ越す。得意なクラブはアイアン。ドライバーの平均飛距離は250ヤード。主なタイトルは昨秋の九州高校新人戦。ステップアップツアーのフンドーキン・レディースでは、一昨年から2年連続でベストアマを獲得。血液型A。身長160センチ。家族は両親と兄2人。

=2019/05/17付 西日本スポーツ=

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