J1鳥栖今季初連勝 敵地で1-0暫定15位

西日本スポーツ

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サポーターとリーグ戦連勝を喜ぶ鳥栖の選手、スタッフ

後半42分、鳥栖・三丸のクロスを相手選手がヘディングをミスしてオウンゴールに リーグ戦初の連勝にガッツポーズの鳥栖・金明輝監督 J1勝敗表(17日現在)

 ◆明治安田生命J1第12節 広島0-1鳥栖(17日・エディオンスタジアム広島)

 J1サガン鳥栖が敵地で広島に1-0で勝ち、今季初の連勝を果たした。終盤のオウンゴールが決勝点。U-22(22歳以下)トゥーロン国際大会(6月1日開幕、フランス)に“飛び級”で選出された松岡大起(17)らの献身的な守備で今季2度目の完封勝利をつかみ、暫定ながら最下位を脱出し、15位に浮上した。

 鳥栖が今季初の連勝を敵地で飾った。後半42分、左サイドから三丸が上げたクロスを相手MFが頭にあててクリアミス。ボールはそのままゴールに吸い込まれた。「ラスト10分でクロスを上げると切り替えたことが点につながった。体を張って守ったことが良かった」。14本ものシュートを浴びながら堅守で奪った勝ち点3。的確な指示を送った金明輝監督の言葉に手応えがにじんだ。

 今季2度目の無失点勝利に選手は安堵(あんど)の表情を見せた。7日の金監督就任後から主将を務める福田は「全員が一緒の絵を描けていることが勝利につながった」とうなずく。ボランチで2試合連続フル出場し、攻守のつなぎを重視。「前線も守備をしているし、守備陣は体を張ってゼロに抑えている。攻守で信頼ができている」とチームの団結を強調した。

 4月6日の仙台戦で、おう突起という腰の骨を3本折る負傷で約4週間、戦列を離れた。その間もチームは勝てず、ノーゴールの苦境だったが、キャプテン就任後、堅い守備をベースにチームの意識を統率した。

 試合後、守備陣は抱き合って喜びを爆発。高橋祐は「ゼロで抑える試合はなかなかなかった。心の底からうれしいし、これを続けていきたい」と自信を取り戻した。

 広島でのアウェーは過去7戦1勝。鬼門での2勝目で浮上のきっかけを手にした鳥栖。「残留が目標ではなく、一つでも上に順位を持っていきたい」。金監督の言葉通り、巻き返しの戦いは続く。 (広田亜貴子)

=2019/05/18付 西日本スポーツ=

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