ソフトB今宮、復興願い打ちまくる!! 熊本から連続試合安打リスタート

西日本スポーツ

好相性の藤崎台球場での活躍を誓う今宮 拡大

好相性の藤崎台球場での活躍を誓う今宮

藤崎台球場=2016年5月撮影 2017年5月に熊本県益城町の広安西小を訪れ、児童と集合写真に納まるホークス選手 福岡移転後のホークスの熊本での本塁打

 熊本からリスタート! 打率3割2分5厘でリーグトップの今宮健太内野手(27)が、大地震から復興を目指す地で奮起を誓った。復興支援活動に積極的に取り組む背番号6は、18日に日本ハム戦が行われる熊本・藤崎台球場では通算打率が3割を超えるなど相性がいい。「特別」と位置付ける同地での2年ぶりの試合で、16日に途切れた連続安打を再スタートさせる。

■好相性 打率3割1分3厘

 年に1度の熊本での一戦を前に、今宮は強い思いをあらためて胸に刻んだ。2016年4月に最大震度7の地震が熊本を襲ってから3年がたつ。年々、復興は進んでいるとはいえ、依然として苦しんでいる人たちがいる。昨年は雨天中止となった被災地での試合に懸ける思いをこう語った。

 「身をもって(被害に)遭っていないと分からないことはある。そうした中で、僕たちは野球をやれている。それは当たり前だと思ってはいけないと、震災直後は余計に感じさせられた。だから、熊本の試合はすごく特別」

 震災後、率先して復興支援に取り組んできた。16年オフには地元大分で被災したチームを招いた野球教室を開き、昨年12月には熊本での野球教室にも参加。九州豪雨で被害が大きかった大分・日田市で「運動会」を開催した17年は、契約更改で復興支援活動の拡充を訴えたこともある。

 「同じ九州で被害があったりした中で、僕たちは野球でしかできないことがある。少しでも楽しんでほしいし、頑張っている姿を見せたい。何かしらの形で、被害に遭われた方々に元気を、と思っている」

 最もわかりやすい方法は、自身の活躍、そして白星を届けることだ。熊本では16年に3打数2安打4打点の活躍を見せるなど、通算16打数5安打の打率3割1分3厘と好相性。16日の西武戦(ヤフオクドーム)で連続試合安打が「12」で止まっただけに、仕切り直しには格好の舞台だ。

■「支援活動は終わらない終わらせない」

 故障禍に見舞われるチームにあって、4月19日同戦(メットライフドーム)からは3番に座り、リーグトップの打率3割2分5厘を誇る。早くも8本塁打をマークする男は「アーチをかけられたら。柳田さんが今年はいないから、それがクスノキ弾だったら最高の形」と左中間にそびえる国指定の天然記念物に届く放物線への思いもにじませた。「支援活動はずっと終わらないし、終わらせない」。力強く言い切る背番号6は、グラウンドの上で思いの丈をぶつけるつもりだ。 (鎌田真一郎)

=2019/05/18付 西日本スポーツ=

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