西武・山川5戦6発19号 キング独走、驚異のシーズン68発ペース

西日本スポーツ

5回2死一塁、山川が左越え2ランを放つ 拡大

5回2死一塁、山川が左越え2ランを放つ

 ◆オリックス5-7西武(17日・京セラドーム大阪)

 西武の山川は、最後だけが、どうしても気に入らなかった。延長10回で、無死三塁の絶好機。ここで犠飛でも、ボテボテの内野ゴロでも、何でもいいから、勝ち越しの走者を迎え入れる。それが4番の仕事。「最後です。それ以外、何もない。僕は何もしていない」。勝利の喜びより、空振り三振に終わった第5打席を、ひたすら責めた。

 それでも、5回の19号2ランは「その前に追いつかれていたところだったからね」と辻監督は絶賛した。3点リードの4回に先発多和田が、打者3人に二塁打、二塁打、2ランと、わずか4球で同点にされた直後。試合の流れが、相手に傾きかねない5回2死一塁から、オリックス・山岡の116キロの緩いチェンジアップに「たまたまです」と振り返りながらも、体勢を崩されることなくフルスイング。左翼席へ一直線に飛び込んだ19号は、ここ5試合で6発の量産ぶり。パのキングを独走しており、シーズン換算なら68発と、日本記録の60本を上回るペースだ。

 悔しい10回は、続く森の右犠飛で勝ち越し、中村の8号ソロでダメ押しと、山川の“無念”を後続がカバーし「中村のホームランで2点差。あれは、うれしくてしょうがなかった」と辻監督。負けていれば最下位オリックスに1ゲーム差と迫られるところで踏みとどまって、これで借金1。勝率5割復帰も見えてきた中で「僕は明日やり返すだけです」と山川。ため込んだ“怒り”は、さっそく、この週末に晴らすつもりだ。 (喜瀬雅則)

=2019/05/18付 西日本スポーツ=

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