J2福岡再び最下位危機 ホーム3連敗 全て無得点

西日本スポーツ

完敗に厳しい表情で引き上げる鈴木(中央)ら福岡の選手たち(撮影・山口楊平) 拡大

完敗に厳しい表情で引き上げる鈴木(中央)ら福岡の選手たち(撮影・山口楊平)

アビスパの今季成績 J2勝敗表

 ◆明治安田生命J2第14節 福岡0-3甲府(18日・東平尾公園博多の森陸上競技場)

 再び最下位転落危機-。J2アビスパ福岡がホーム3連敗を喫した。しかも3戦とも無得点とチームに上向く兆しがない。J2でのホーム3連敗は2014年以来となり、降格圏の暫定21位に。この日は、昨季福岡でプレーしていたドゥドゥに2点を奪われ、0-3で敗れる気分的にも落ち込む完敗だった。これで4戦勝ちなし。19日にある岐阜の試合次第で最下位に落ちる。鹿児島は横浜FCに1-2で敗れた。

■ドゥドゥに2発

 雨の博多の森がため息に包まれた。アビスパは3失点。ホーム3連敗で、しかも全て無得点という惨状だ。ペッキア監督は「第一にピッチで情熱を持たないといけない。気持ちを入れてこないといけなかった」と厳しく指摘した。

 前半13分に先制されると、後半には昨季福岡でチームトップの10得点を挙げる活躍をしたドゥドゥに2点を奪われた。ペッキア監督は後半からミコルタに加え、コンディションが万全ではなかった梁東〓を投入。前線の活性化を狙ったが、ゴールは生まれなかった。シュートは甲府の半分の6本。先発して前半終了で交代となった木戸は「失点してからの気持ちの問題。焦りと、まだ大丈夫という葛藤から(チームの)歯車が合わなくなり、そこを突かれた」と敗因を挙げた。

 ペッキア監督は前半にも策を打ってはいた。「点を取れない状況で城後を前にした」。1点を追う前半30分すぎ、今季ボランチやアンカーが多かった城後を前線に上げ、木戸とのツートップで得点を狙ったが、結果にはつながらなかった。城後は「あの時間帯でゴールを取れれば違った展開になった。悔しいというより情けない」と言葉を絞り出した。

 ホームが鬼門になりつつあるチームはJ3降格圏内の暫定21位。19日の岐阜の結果次第では、再び最下位に転落する可能性もある。リーグ戦は3分の1が終了。アビスパ一筋15年目の城後は「サポーターから『気持ちを見せてほしい』という声が聞こえた。周りに伝わってないのは、やれていないということ。(現状を)見つめ直して、原点に返ってやっていく必要がある」と自分に言い聞かせるように語った。 (広田亜貴子)

※〓は「火へん」に「玄」

=2019/05/19付 西日本スポーツ=

PR

最新記事

PR

注目のテーマ