ソフトB千賀、集中切らさず…感じた精神的成長/西村龍次氏の目

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西日本スポーツ評論家の西村龍次氏 拡大

西日本スポーツ評論家の西村龍次氏

 ◆ソフトバンク2-1日本ハム(18日・熊本)

 まずは、悪天候で中止の可能性もあり、途中に1時間の中断もあったゲームで集中力を切らさなかった千賀と日本ハム・上沢の両先発をたたえたい。さすが両チームの開幕投手だ。

 特に千賀には精神的な成長を感じた。リードを許した状態で4回を終えて中断に入った。普通の投手なら「このままノーゲームに」と考えるところだろうが、千賀は違った。1時間も集中力を保ち、中断明けの5回を3者三振に抑え込んだ。彼も「抑えれば流れが変わると思った」とコメントしていたように、その裏に味方が逆転。この試合を勝利に導く最大のポイントになった。

 相手のミスで挙げた2点に終わった打線は寂しかったが、これは相手投手の上沢を褒めるべきだろう。いい投手が集中力を持って投げれば、そう簡単に打てるものではない。

 9回に森が出てきて、3人で抑えたのもチームにとって大きかった。15日の西武戦でリリーフに失敗したが、翌日の西武戦と、この試合で完璧に抑えた。守護神がやられてしまえばチーム全体が不安になるが、連投でもきっちりと抑えた。チームメートの信頼はさらに絶大なものになる。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/05/19付 西日本スポーツ=

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