SB甲斐野に投手を断念させた男 西武松本航いきなり勝った

西日本スポーツ

 ◆オリックス3-9西武(19日・京セラドーム大阪)

 西武のドラフト1位ルーキー松本航投手(22)が白星デビューを飾った。プロ初登板初先発で5回2失点。日体大から入団、先発ローテ入りを確実にしながら開幕直前にダウンして出遅れた剛腕が、即戦力の期待にたがわぬ快投でいきなり1勝を挙げた。

 松本航を誰よりも認めるライバルがいる。開幕戦でプロ初登板初勝利を挙げたソフトバンク甲斐野だ。「特別な存在で松本の方が上。ずっと怪物ですから」。同じ兵庫県出身で中学、高校の選抜チーム、大学日本代表ではチームメートだった。

 出会いは中学3年時、Kボールの県代表「メジャー兵庫」の選考会。投手志望だった甲斐野は松本航の存在感に圧倒され、思わず野手を志望。練習での初対戦で「果てしなく伸びる真っすぐ」に三振を喫し、「野手でも無理」と感じたという。

 ともにドラフト1位でプロ入りしたが、松本航は肺炎の療養中に今季開幕を迎えた。「(甲斐野が)先にいい成績を出して悔しかった。互いに上のレベルで活躍できたら」。ライバルから約2カ月遅れたプロ初白星から、プロでの“航海”が始まった。(西武担当・小畑大悟)

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